足立君江の写真展
2025-03-24 10:21:49

荻窪の風景を切り取った足立君江写真展の魅力

足立君江写真展「街の鼓動-時の狭間で-」の魅力



新宿区にあるアイデムフォトギャラリー[シリウス]では、2025年3月27日から4月9日まで、足立君江の写真展「街の鼓動-時の狭間で-」が開催されます。本展示は、コロナ禍を経て再発見した街の魅力や生活の息づかいを伝えることを目的としています。

作品の背景



足立君江は、コロナ禍の影響で外出が制限された日々の中、近所の川沿いを散策しました。この体験から、彼女は目の前の景色に新たな価値を見い出し、季節の移り変わりや人々の暮らしの中に潜む美しさを捉えました。展示される作品は、足立が感じた街の鼓動を伝えるものとなっています。

荻窪の歴史



本作の舞台となる荻窪は、その歴史をもつ住宅地です。明治時代に起源を持ち、開通した甲武鉄道(現・JR中央線)を背景に発展してきました。現在もその面影を残しながら、近代的な住宅街としての顔と歴史的な風情を併せ持つ街が、足立のカメラに収められています。また、善福寺川が流れる南側には、美しい自然環境が広がり、さらに時代の変遷を感じさせる景色が広がっています。

写真展の内容



足立君江の作品には、自然と人々、そしてその間にある日常の営みが漠然と描かれています。観客は、彼女のレンズを通じて、まるでそこで生活しているかのようにその瞬間を感じ取ることができるでしょう。特に、季節ごとに変化する風景や、様々な人々が共に暮らす様子に注目が集まります。

展示の中では、過去の文豪や文化人が訪れたこの地域での生活の証拠も見られますが、それと対照的に、空き家や空地の増加という現実も直面しています。足立は、この矛盾を感じ取りながら、街の Renewals を見せることに挑戦しています。

足立君江について



足立君江は1990年にヨーロッパを旅行し、その際に写真を始めました。彼女は伊奈喜久雄氏に師事し、その後は現代写真研究所や英伸三氏のドキュメンタリーゼミで学びました。安曇野を題材にした作品を多く発表しており、2000年から2019年にはカンボジアの農村を取材。また、いくつかの著書も出版しています。2018年には「笹本恒子写真賞」を受賞するほどの実力派です。

開催情報



足立君江写真展「街の鼓動-時の狭間で-」は、荻窪の美しい風景とその背後にある人々の物語を映し出します。興味がある方は、ぜひアイデムフォトギャラリーシリウスでその魅力を体験してください。ご案内は公式ブログ(シリウスブログ)及び公式Facebook(シリウス公式Facebook)でも行っております。たくさんの来場者をお待ちしております。

お問い合わせ



アイデムフォトギャラリーシリウスへの問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
TEL:03‐3350‐1211
公式サイト:https://www.photo-sirius.net/



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会社情報

会社名
株式会社アイデム
住所
東京都新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル
電話番号
03-5269-8711

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