大学教養線形代数
2020-05-27 11:51:22
加藤文元先生監修の新作!大学教養線形代数が登場
加藤文元先生の監修による「チャート式シリーズ大学教養線形代数」が、大学の数学教育に新たな光をもたらします。この新作は、大学教養に特化したテキストで、高校数学で馴染み深い例解方式で構成されています。「大学教養」シリーズ自体は、多くの学生から寄せられた「わかりやすい大学数学の教科書を求める声」に応え、設計されたもの。大学生に必要不可欠な内容を、学生が親しみやすく学べる形で提供しています。
本書では、教科書「数研講座シリーズ大学教養線形代数」に掲載された242問の問題に加え、「チャート式シリーズ大学教養線形代数」でしか出題されない40問を収録し、合計で282問の問題が用意されています。実際の授業や自主学習で直面する挑戦を乗り越えるためのツールとなることを目的とした内容です。
また、各章には内容確認用のテストが組み込まれており、基本的な概念の理解が確実に行えるよう配慮されています。この穴埋め問題形式のチェックテストを通じて、自分の進捗や理解度を確認しながら進められるのが特徴です。これにより、単なる暗記ではなく、思考して理解する力が培われることでしょう。
特に、線形代数の数学的概念を学ぶ上で、線形写像が重要な役割を果たします。本書では、その証明から始まり、論旨を明確にしながら進められるため、複雑な理論も段階的に学ぶことが可能です。
加藤文元先生は、東京工業大学の数学系教授であり、長いキャリアを通じて多くの学生に数学を教えてきました。彼の著書には「宇宙と宇宙をつなぐ数学」や「ガロア天才数学者の生涯」があり、数学の魅力を多くの読者に広めてきました。その学問への情熱が、「チャート式シリーズ大学教養線形代数」でも活かされています。
さらに、Studyaid D.B.という新しい教材作成ソフトウェアも登場しました。このツールは数学理科に特化したもので、多くの学校で活用されています。ユーザーは、数研出版の教科書や問題集からデータベース化された問題を自由に検索し、オリジナルの教材を作成することができるのです。
新たに設けられた「大学数学」シリーズでは、Studyaid D.B.がクラウド対応となり、様々なデバイスからアクセスできる環境が整いました。これにより、学生は求められるリソースにいつでもアクセスでき、効果的な学習環境が構築されています。加えて、オンライン版では、問題だけでなく解説も収録されており、教材の充実度が向上しています。
近年、数学教育に対するニーズはますます高まり、特に大学での学びの質が求められるようになっています。「チャート式シリーズ大学教養線形代数」とStudyaid D.B.のコンビネーションは、これに応えるための非常に有効な手段と言えるでしょう。新たな教材は、学生の知的好奇心を引き出し、線形代数学の理解を深める助けとなること間違いありません。さらに、数研出版はオリジナルグッズも展開し、大学数学に関連したアイテムを通じて学びをサポートしています。知的好奇心をくすぐるクリアファイルなど、さまざまなアイテムで学生生活を彩ります。
会社情報
- 会社名
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数研出版株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田小川町2-3-3
- 電話番号
-
075-231-0162