台湾SATOYAMAイニシアティブ絵本シリーズの日本語版が登場!
2025年12月22日、西日本橋の誠品生活で「台湾SATOYAMAイニシアティブ絵本」シリーズの出版記念イベントが盛況のうちに開催されました。本イベントでは、台湾の著名なデザイン会社「種籽設計(SEED DESIGN)」の陳献棋総経理が来日し、同社が手がけた作品の魅力が紹介されました。
出版記念イベントの概要
イベントは、株式会社トゥーヴァージンズの後藤佑介取締役の開会挨拶で幕を開け、台湾農業部の陳俊言署長やSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ事務局長のメッセージがビデオで紹介されました。その後、陳献棋総経理が4作品の内容について詳しく解説し、里山の大切さや人と自然の共生について深く掘り下げました。
絵本の紹介とテーマ
今回のシリーズは「SATOYAMAイニシアティブ」を基にしたもので、持続可能な共生社会を目指す内容が特徴です。出版される絵本は以下の4作品です。
1.
『白い石は陸に上がり、黒い石は海へ潜る』
澎湖の風景を舞台に、自然と人の知恵を伝えます。
2.
『小さな台湾白魚は大波を生む』
南投県の一新コミュニティを描き、環境に優しい農作の様子を伝えます。
3.
『カタグロトビの歌』
台中市霧峰区の米作りをテーマに、地域の象徴であるカタグロトビの魅力を描写。
4.
『百分橋を越えて』
若者と年長者が協力して持続可能なエネルギーを作り出すコミュニティの姿を紹介します。
パネルトークセッションの内容
talkセッションでは、陳献棋総経理と曽田夕紀子編集長が「自然と人との共生」について意見を交わしました。曽田編集長は、東京奥多摩町での熊との共存の問題を挙げ、日本における共生の現状を紹介。
それに対し、陳総経理は台湾でも同じく人里に降りてくる熊の問題があることを指摘しました。双方が直面する課題について、どのように解決策を見出すかが焦点となったトークでした。
若い世代へのメッセージ
eventのクライマックスでは、陳総経理が「持続可能性は若い世代の支持があってこそ実現する」と熱く語り、未来の里山を担う若者たちの重要性を強調しました。今回の絵本シリーズが、次世代への知恵や文化の伝承に繋がることが期待されます。
結論・今後の展望
eventは、単なる出版記念に留まらず、台湾と日本の文化交流が進むきっかけにもなりました。「台湾SATOYAMAイニシアティブ」は、共生社会を目指す時代において、地域コミュニティがいかに大切かを反映した非常に意義深い取り組みです。これからもこのシリーズを通じて、持続可能な未来への一歩が踏み出されるこことを願いたいと思います。