北海道の自然を感じるカフェ「CAFE&SHEEP」、その魅力とこだわりに迫る

CAFE&SHEEPの魅力とその背景

北海道旭川市の江丹別町に、自然と羊の共存をテーマにしたカフェ「CAFE&SHEEP」がオープンしました。オーナーの齊藤紗輝が率いるwaft株式会社は、羊とともに社会課題に向き合い、「人と環境をあたためる」ことをミッションに掲げています。

このカフェでは、地域の自然を守りながら、訪れる人々に北海道らしい環境を提供することを目指しています。カフェの特徴は、地元の自然素材を多く使った料理にありますが、その中でも特に注目すべきは「北海道羊出汁でつくった地物野菜たっぷり自家製カレー」です。

地物野菜たっぷりのこだわりカレー

このカレーは、士別市の「ロビン村の加藤さん」が生産した国産羊を使用した逸品で、羊の骨をじっくり煮込んで、十数種類のスパイスを加えています。その結果、羊特有の臭みは全くなく、優れた甘みと芳醇な香りのカレーが完成しました。また、添えられる野菜もひとつひとつがシンプルに味を引き立てるよう調理されており、無駄な調味料は使っていません。国産羊肉のカレーは非常に珍しく、その特別感もお楽しみいただけます。

コーヒーと自家製スイーツ

CAFE&SHEEPでは、カレー以外にも魅力的なメニューが用意されています。特に自家焙煎の「mokuさん」から仕入れたコーヒーは、訪れる人にホッとする安らぎのひと時をもたらします。さらに、自家製のスイーツも豊富に取り揃えており、甘いものでしっかりとしたランチの後のお楽しみを提供します。

羊との共存を目指して

CAFE&SHEEPは、2022年8月からカフェの目の前に広がる森で羊の放牧を行う予定です。これにより、羊と森、人々が共存できる空間を実現し、訪れる人々が自然をより身近に感じることができる場所となります。カフェのコンセプトからもわかるように、ここはただのカフェではなく、地域コミュニティと自然環境を考えた取り組みの一環なのです。

店舗情報とアクセス

CAFE&SHEEPは、旭川駅から車で約40分、旭川空港からも約60分のところに位置しています。駐車場も完備しているので、安心して訪れることができます。営業時間は11:00から17:00までで、ランチは11:00から14:30まで楽しむことができます。さらに、団体利用の予約も受け付けているので、友人や家族との特別な時間を過ごすのにも良いでしょう。

環境への配慮

CAFE&SHEEPの運営は、齊藤紗輝の理念に根ざしています。彼は学生時代に起業し、その経験から社会的な課題に取り組む企業を目指してきました。さらに、彼は羊毛を使ったアパレルブランド「TOTONOWOOL」の展開など、多岐にわたる活動も行っています。これにより、衣・食という両面から羊との関わりを深め、持続可能な社会の実現を目指しています。