沖縄の社会課題解決へ向けた新しい取り組み「みらいらぼ」始動
株式会社静岡新聞社グループのFUJIYAMA BRIDGE LAB(フジヤマブリッジラボ)が、沖縄における社会課題解決を目指す新たなプロジェクト「みらいらぼ」でファイナリストに選ばれました。この取り組みは、発達に不安を抱える子どもたちとその家庭をサポートするためのオンラインプラットフォームを提供することを目指しています。
ソーシャルXアクセラレーションとは
「ソーシャルXアクセラレーション」は、沖縄県の地域課題に特化したスタートアップ支援プログラムです。官民が協力して社会的インパクトを創出し、地域の課題解決に寄与することが目的です。このプログラムでは、参加企業に対して実証実験の機会や自治体との連携を通じて、地域のニーズに対応したサービスを展開するための支援が行われます。ファイナリストとして選ばれることで、みらいらぼはこれらのリソースを活用し、さらなる発展を目指します。
「みらいらぼ」の特色
現在、日本全国で特に増加している発達に関する問題に対して、医療機関の待機時間や専門家不足が深刻です。これに応えるために、「みらいらぼ」では、公認心理師や臨床心理士などの専門家ネットワークを活用し、発達に不安を持つ家庭に向けて、オンラインでの相談や検査が可能です。これにより、地域によって格差が生じている支援体制を補い、より多くの家庭が必要なサポートを迅速に受けられるようになります。
新たな社会インフラの形成
「みらいらぼ」は、単なる支援サービスではなく、地域の人々が必要とするサービスに容易にアクセスできるプラットフォームとして機能します。これにより、地域全体での早期発見と早期支援を推進し、社会課題の解決を目指していきます。誰もが待たずに質の高い支援を受けられることが実現すれば、地域社会全体がより健全に、持続可能になります。
今後のスケジュール
「みらいらぼ」は今後、ファイナリスト向けのワークショップやメンタリングを通じて、自治体との連携を深めていきます。
- - 2025年10月中旬~2026年1月上旬: ワークショップ参加、メンタリング、自治体との面談
- - 2026年1月14日: 最終審査会
- - 2026年2月~3月: 実証先自治体の募集・マッチング
- - 2026年5月~2027年3月: 自治体との実証実験
- - 2027年1月: ソーシャルインパクト評価
FUJIYAMA BRIDGE LABについて
FUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社は、静岡新聞社と静岡放送が共同で設立した新規事業開発企業です。情報を提供するだけでなく、人と人、課題と支援を結び付け、実際の社会を動かすためのプラットフォームを目指しています。地域のニーズに応じたサービスを通じて、社会課題解決の取り組みを加速させています。
会社概要
- - 会社名: FUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社
- - 代表取締役: 大石剛
- - 設立: 2022年4月1日
- - 所在地: 静岡市駿河区登呂3−1−1
詳しい情報は、
会社ホームページや
みらいらぼホームページをご覧ください。問い合わせは、メールでお寄せください:
[email protected]。