アンリツがFOOMA JAPAN 2025で出展する『AccelVision』
アンリツ株式会社は、2025年6月に東京ビッグサイトで開催されるアジア最大級の食品製造展示会「FOOMA JAPAN 2025」に参加し、同社の最新の産業DXソリューション『AccelVision(アクセルビジョン)』を紹介します。本展示会は6月10日から13日までの4日間にわたり開催され、アンリツのブースは東3ホールの3N-54です。
近年、食品工場は複雑な課題に直面しています。HACCP対応の徹底、人手不足、品質保証の強化、さらにはコスト最適化などがその一例です。これらの課題に対する解決策として、『AccelVision』が提供されます。このシステムは映像、AI、高精度位置測位を組み合わせることで、工場内の見えないムダやリスクをリアルタイムで可視化し、効率的な意思決定と業務の継続的改善をサポートします。
『AccelVision』の特長
位置測位と映像による業務の見える化
『AccelVision』では、高精度位置測位システムとカメラ映像を連携させることで、工場内の人や物の動き及び滞留エリアを自動的に把握します。このデータを基に、数値と映像の組み合わせで定量的な分析が可能となり、ムダや異常の即時検出を実現します。これにより、迅速な業務改善が期待されます。
AIによる安全管理
安全に関する不安行動をAIがリアルタイムで察知し、プッシュ通知で関係者に知らせる仕組みも整っています。たとえば、進入禁止区域への入場や転倒、走行中の事故など、不安全行動を自動で記録し、未報告のヒヤリハットも蓄積され、ワンクリックでその原因を分析することが可能です。これにより、重大な事故を未然に防ぐことに貢献します。
緊急対応と予防保全
緊急事態が発生した際には、現場映像を迅速に確認できるため、初動を迅速に行うことができます。また、蓄積されたデータを元にリスクアセスメントを実施することで、設備更新計画や安全教育の向上にも寄与します。
これからの展望
今後、アンリツは食品製造現場の安全確保と効率化をさらに推進するため、センシング技術とAIの活用を進めながら、 DXソリューションの開発・提供に力を入れていきます。食品工場のオペレーションの未来を見据え、持続可能な産業の実現を目指して邁進する意向です。
フェアの詳細
FOOMA JAPAN 2025の開催概要:
- - 名称: FOOMA JAPAN 2025(国際食品工業展)
- - 会期: 2025年6月10日(火)~13日(金)10:00~17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト(東1~8ホール)
関連情報
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