マネーフォワードが新たな営業施策を導入
株式会社マネーフォワードが、営業力のさらなる強化を目指して、amptalk株式会社の電話・商談解析ツール「amptalk analysis」を導入しました。このツールは、営業の商談や電話の内容を可視化し、効率的なデータ蓄積を行うことで、営業パーソンのスキルアップやトレーニングを実現します。
プレスリリースによると、「amptalk analysis」は、商談内容の分析を通じて、営業チーム全体のパフォーマンスを向上させる重要な役割を果たすことになります。急成長を続けるマネーフォワードにとって、この導入は新入社員や中途社員の迅速なオンボーディングを可能にし、全体的なスキル向上を図る助けとなるとされています。
営業プロセスの可視化
「amptalk analysis」は、あらゆるコミュニケーションツールと連携し、自動で商談や通話を記録・要約・解析します。これにより、SalesforceやHubSpot、Slack、Microsoft Teamsなどへの自動出力が実現し、営業プロセス全体の可視化を進めることができます。
この実践により、営業組織はより効率的に活動でき、各メンバーに特有の特徴や課題に対する理解も深まります。具体的には、架電や商談の内容が全件自動で保存され、必要な情報を簡単に検索できるため、チームメンバー間で効果的なフィードバックが行える環境が整います。
マネーフォワードのインサイトセールス
マネーフォワードのHRS本部副本部長である福岡慎也氏は、導入の目的を「セールス自身の架電や商談の振り返り、また上長からのフィードバックをしやすくするため」と述べています。今後は、「amptalk analysis」を活用して、社員の特性をより深く把握し、スキル向上へのトレーニングが強化される見通しです。これにより、さらなる売上の向上を目指しています。
また、マネーフォワードは9月3日(火)にZoomを使用したウェビナーを開催し、急成長を遂げる背景や、営業・インサイドセールスの観点からの成功事例を共有する機会を設ける予定です。参加者は、マネーフォワードがどのようにインサイドセールスの案件創出数を1.5倍に増やしたのか、その手法を直接学ぶことができます。
まとめ
今回の取り組みを通じて、マネーフォワードはさらに営業力を強化し、市場での競争力を高めることを目指しています。amptalkの力を借りたこの新しい試みは、営業組織全体の生産性向上につながることが期待されます。企業としての成長を促進する新たな施策として注目されている「amptalk analysis」。今後の展開にも期待が寄せられます。