「ごめんねの日」
2009-11-27 14:08:52
12月10日は「ごめんねの日」。謝罪の気持ちを伝える新しい機会!
12月10日は「ごめんねの日」
今年の12月10日、日本記念日協会が認定した「ごめんねの日」として、謝罪の意識や気持ちを再認識する日が設立されました。この記念日は、12月の年末に向けて反省を促す機会であり、日々の生活の中で忘れられがちな謝罪の重要性を再確認する日として位置付けられています。
調査結果から見えた謝罪の実態
「ごめんねの日」の制定を受けて、謝罪に対する意識を知るためのアンケートが実施されました。対象となったのは20代〜30代の男女400名で、その結果、驚くべきことがわかりました。実に半数以上が「今謝りたいことがある」と回答し、さらに約70%の人々が「素直に謝れなかったことに後悔している」とも述べています。
この調査では、謝りたい相手の第一位が両親だったことも特筆すべきです。この結果から、身近過ぎて逆に謝罪が難しいという心理が垣間見えます。多くの人が「家事をサボってしまった」「育児に参加できなかった」といった理由で両親に謝りたい気持ちを抱いていることが明らかになりました。何気ない日常での「ありがとう」は言えても、「ごめんなさい」を言うことは意外と難しいのかもしれません。
謝りたい気持ちを伝える重要性
約63%の人々が「ごめんなさい」を言うのが難しいと感じている背景には、タイミングを逃すと言った理由が影響しています。調査によると、約61%の人が「タイミングを逃した」と感じており、逆に素直に謝ることができないことを後悔する人が66%に達しています。特に女性においてはこの後悔の率が74%と高く、謝ることの重みについての意識の差が見えます。
このように、謝りたい気持ちがあっても、伝えるきっかけが無いというケースが多いことが浮き彫りになりました。謝罪は大切なコミュニケーションの一部であり、誤解や心のモヤモヤを解消する助けとなります。「ごめんねの日」を通じて、その一歩を踏み出せるきっかけを作ることが目指されています。
これからの人間関係を見つめ直す日
12月という一年を振り返る時期、自己反省を促すこの日に、迷惑をかけた相手に心から謝ることで、新年をより良く迎える準備ができます。「ごめんね」という言葉は、ただの謝罪以上に、相手との関係をより深める大切な橋渡しとなるでしょう。
日本の社会において、謝ることは恥ずかしいことではなく、実は心の整理にもなる行為だという認識が広まれば、人々の関係性はより良いものになる可能性が高いと私は信じています。
「謝り美人」サイトへの誘導
「ごめんねの日」の制定を受け、2009年に開設されたウェブサイト「謝り美人」では、謝罪の気持ちを可愛らしく表現するキャンペーンが行われています。サイト上の「ごめんね時計」でカウントダウンしながら、謝りたい相手に思いを伝えられる機能なども用意されています。謝ることに関する情報が満載のこのサイトは、今後も多くの人に利用されることが期待されています。
「ごめんねの日」は、心の整理と人間関係の改善を目指す、女性にも男性にも大切な日です。この日をきっかけに、謝りたい気持ちを素直に表現してみませんか?
会社情報
- 会社名
-
「ごめんねの日」制定委員会
- 住所
- 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ18F
- 電話番号
-
03-5572-6073