世界史の謎を解き明かす!紛争から読み解く世界の「今」!
「ロシアによるウクライナ侵攻」「パレスチナ問題」「歴史認識論争」…世界各地で紛争や対立が絶えない現代。これらの複雑な問題を理解するためには、歴史的な背景を理解することが不可欠です。
本書『紛争から読む世界史 あの国の大問題を日本人は知らない』は、東進ハイスクールの人気講師、荒巻豊志氏が、世界史の視点から現代の紛争を読み解く一冊です。
なぜ今、世界史なのか?
近年、世界は大きく変化しています。冷戦終結後の世界秩序は揺らぎ、新たな勢力図が形成されつつあります。また、テクノロジーの発展や気候変動などの地球規模課題も、国際関係に大きな影響を与えています。
こうした状況下で、私たちは世界史を学ぶことで、現代社会が抱える問題をより深く理解することができます。本書では、ヨーロッパ列強による植民地支配から始まった国際関係、冷戦後の東欧諸国の混乱、中東におけるイスラエルとパレスチナの対立など、現代の紛争に深く関わる歴史的な出来事を解説していきます。
「世界史」がわかる!「現代社会」が見えてくる!
本書では、各章ごとにテーマを設定し、歴史的な背景やそれぞれの地域の特徴、複雑に絡み合う各国の思惑などを解説していきます。
例えば、第1章では「世界大戦から世界内戦へ」というテーマで、20世紀の世界史を概観。第2章では「植民地独立の光と影」というテーマで、植民地支配から独立に至るまでの歴史を、植民地側の視点からも解説していきます。
また、第4章では「ヨーロッパにおける歴史認識紛争」というテーマで、歴史認識をめぐる対立が、現代の国際関係にどう影響を与えているかを考察します。第5章では「民主主義」対「権威主義」というテーマで、現代社会における民主主義と権威主義の対立について、歴史的な視点から分析していきます。
世界史を学ぶことで、現代社会をより深く理解しよう!
本書は、世界史を学ぶための入門書としても最適です。現代社会の様々な問題を理解するために、ぜひ本書を手に取ってみてください。
書籍概要
書名: 紛争から読む世界史 あの国の大問題を日本人は知らない
著者: 荒巻 豊志
発売日: 2024年7月12日
判型: 文庫
頁数: 320ページ
定価: 990円(税込)
発行元: 株式会社大和書房
ウェブサイト: https://www.daiwashobo.co.jp