Zoom、コード不要のワークフロービルダー「Zoom Workflow Automation」発表!業務効率を大幅向上させる新機能
ビデオ会議サービスで知られるZoomが、業務効率を向上させる新機能「Zoom Workflow Automation(以下、Workflow Automation)」のベータ版提供を開始しました。この機能は、ユーザーがZoom Workplaceやサードパーティ製アプリケーション間で複雑なワークフローを構築できるようにすることで、より有意義な業務に時間を割き、同僚とのコラボレーションを円滑に進めることを目指しています。
Workflow Automationは、AIを搭載したZoomのチャットソリューションであるZoom Team Chat内のワークフローを自動化し、将来的には他の製品機能への対応も予定されています。
効率性の最大化
今日の職場環境では、効率性が非常に重要です。Zoom Workplaceは、革新的な機能によって、ユーザーが勤務時間を最大限に活用できるよう支援します。Workflow Automationを活用することで、以下のようなことが可能になります。
Team Chatに新しいメンバーを紹介する自動メッセージの設定
プロジェクトの進捗状況更新の定期的なリマインダーの作成
休暇申請のプロセスの簡素化
チャットチャネル内でのアンケートによるフィードバック収集
これらの機能によって、ユーザーは時間を節約し、より質の高い仕事に集中できるようになります。さらに、Workflow Automationは、コーディング不要で、ドラッグ&ドロップ操作だけでワークフローを構築できるため、技術的なスキルがなくても簡単に利用できます。
Workflow Automationの使い方
Workflow Automationは、あらかじめ用意されたテンプレートから選択したり、独自にワークフローを作成したりすることで、日常業務を自動化することができます。
Workflow Automationは、以下のようなタスクを自動化することで、ユーザーが戦略的な意思決定に集中できるようにし、全体的な生産性を向上させます。
プロジェクトの定期的な更新のスケジュール設定
チームに対してTeam Chatチャネルでステータス更新を投稿するようにリマインド
機能リクエスト、ユーザーフィードバック、インシデントレポートなどの情報を効率的に収集して集約
また、ユーザーはワークフローを柔軟に設定することで、複数の道筋や結果を自動化することができます。例えば、Team Chatでワークフローを設定し、受信したフィードバックをキーワードに基づいて自動的に分類することができます。
言及されたキーワードが「請求」に関連している場合は、財務チャネルにルーティング
* 「技術的な問題」に関連している場合は、ITサポートチャネルに通知
このような自動化によって、応答時間を最適化し、Team Chat内での多様な問い合わせを効率的に処理することができます。
誰でも簡単にワークフローを自動化
Zoomは、あらゆるスキルレベルのチームがWorkflow Automationを利用できるように、ユーザーフレンドリーでコード不要なインターフェースを採用しています。新規メンバーのチャネルへのオンボーディングや、休暇申請などの承認プロセスの簡素化など、一般的なタスクのためのテンプレートがあらかじめ用意されています。Zoomは、幅広いビジネスニーズをサポートするために、今後も新しいテンプレートを導入していく予定です。
ベータ期間中の利用と今後の展開
現在、ベータ期間中はZoomの有料ユーザーは追加料金なしでWorkflow Automationを利用できます。一般提供時には、有料プランには無制限の標準ワークフロー実行とプレミアムワークフロー実行の割り当てが含まれます。割り当てを超過した場合は、特定の実行ごとに料金が発生します。
Workflow Automationの詳細については、Zoomのウェブサイトとサポートページをご覧ください。