知的障がい者のビジネスマナーを学ぶ無料のオンラインセミナー
障がい者雇用の支援に取り組む株式会社Lean on Meは、6月25日に特例子会社向けのオンラインセミナー「企業・特例子会社で働く“当事者”のマナーとルール(知的障がい者編)」を開催します。現代の多様性の時代において、企業が果たすべき役割と責任は増大しています。その中で、障がい者の雇用は重要なテーマとなっています。今回のセミナーは、障がい者雇用を促進し、定着率を向上させるために必須の知識とスキルをサポートするものです。
導入の背景
2026年7月に障がい者雇用法定雇用率が引き上げられ、企業は一層障がい者雇用の拡大に向けた取り組みが求められています。しかし、知的障がい者の25%が入社1年以内に離職するという現実も存在します。「採用はできるが、指導内容が不明」との声が多く、企業現場での課題として浮かび上がっています。
知的障がい者の指導の難しさ
知的障がい者への効果的な指導には、その特性に対する理解と専門的なコミュニケーションスキルが不可欠です。しかし、多くの企業では、その指導にあたる人材が不足しています。この現状が、障がい者の雇用定着率を下げる要因の一つとされています。そこで、先進企業ではeラーニングを利用した体系的な学習が物議を呼んでいます。これによって、担当者は効果的に専門知識を習得し、指導に自信をもてる環境が整いつつあります。
セミナーについて
本セミナーは、知的障がい者に対するビジネスマナー指導の基礎を学ぶ内容であり、特例子会社の管理者や障がい者雇用を担当する方々を対象としています。セミナーはオンラインで開催され、参加者は自分の都合に合わせた時間に視聴できます。講義は約30分で、参加は無料で行えます。
セミナー詳細
- - タイトル: 企業・特例子会社で働く“当事者”のマナーとルール(知的障がい者編)
- - 開催日時: 2025年6月25日(水)
- - 視聴可能時間: 8時から翌日15時までの間
- - 参加費: 無料
- - 対象者: 特例子会社の管理者、人事担当者、障がい者雇用担当者、ジョブコーチ、障がい者雇用支援関係者(知的障がい当事者も参加可)
- - 申込み: 詳細は公式ウェブサイトからご確認ください。
インクルーシブ雇用を促進するために
Lean on Meでは、障がい者雇用向けのeラーニング「Special Learning for business」を提供し、企業が実施するインクルーシブな施策の支援をしています。また、特例子会社向けのための多様な研修プログラムも展開しており、具体的な支援メニューとしては、相談サービスもあり、幅広いサポートを行っています。
会社情報
株式会社Lean on Meは、大阪府高槻市を本社とする企業で、障がい福祉に関連する教育支援サービスに特化しています。2014年の設立以来、eラーニングなどを通じて、障がい者の支援者が必要なスキルを向上できる環境を整えることに取り組んでいます。また、2025年の日本国際博覧会に向けてのインクルーシブな運営に関しても貢献しています。
お問い合わせ
詳細に関するお問い合わせは、Lean on Meの広報室までお気軽にご連絡ください。