このたび、鍵盤ハーモニカの歴史をテーマにした初の英語書籍 『The History of the Melodica』 が2025年1月に発売されます。この書籍は、鍵盤ハーモニカがいかにして誕生し、進化して現在の姿に至ったのかを詳細に解説しています。著者は、日本を代表する鍵盤ハーモニカ奏者であり研究者の南川朱生氏で、彼女の研究成果が反映されています。
鍵盤ハーモニカは日本では「ピアニカ」や「メロディオン」として知られており、多くの小学校で音楽の授業で使用される楽器です。しかし、その誕生の背景や、なぜこの楽器が音楽界に浸透したのかは、あまり知られていないことが多いのではないでしょうか。
本書は、鍵盤ハーモニカの歴史を学術的な資料を元に、誕生から現代までの道のりを探ります。特にジャズやロックの巨匠たちがどのようにこの楽器を愛用し、音楽文化に影響を与えたのかが掘り下げられており、愛好者にとっては新たな視点を提供する内容となっています。
南川氏は、鍵盤ハーモニカについての知識と情熱に溢れる研究者であり、その成果を多くの著書やメディア出演を通じて広めています。彼女の活動は、今まであまり知られていなかった鍵盤ハーモニカの文化的価値を見直すきっかけを与えてくれるでしょう。
さらに、書籍購入に関する情報も充実しており、国内外からの注文が可能です。国内価格は3,939円(税別)、142ページの内容が収められており、読者の皆様にこの魅力的な楽器の歴史を身近に感じてもらえることをご期待しています。
著者の経歴も紹介しておきましょう。南川朱生(ピアノニマス)氏は1987年に東京で生まれ、元IT業界で働いていましたが、鍵盤ハーモニカへの情熱から専門家としての道を歩み始めました。これまでに数多くのメディアに出演し、鍵盤ハーモニカに関する幅広い知識を活かした活動を行っています。
この書籍は、鍵盤ハーモニカの魅力を再発見したい方や、音楽に興味がある方にとっては必読の一冊となることでしょう。南川氏がどのようにこの楽器と向き合い、どんな調査を行ったのか、その深淵な世界にぜひ触れてみてください。