ComNav社製GNSS受信機「Venus」が正式に国土地理院に登録
ジオサーフ株式会社は、ComNav Technology Ltd.製のGNSS受信機「Venus」が、国土地理院の性能基準に基づく検定を経て、正式に「1級GNSS測量機」として登録されたことを発表しました。この登録により、「Venus」は公共測量や自治体業務を含む多様な測量案件で安心して使用できる製品となりました。
「Venus」の特長
「Venus」は、その小型軽量設計にもかかわらず、高精度GNSS測位に特化した最新モデルです。マルチバンドおよびマルチコンステレーションに対応しており、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど複数の衛星システムを同時に利用することができます。これにより、安定した高精度の測位を実現しています。
さらに、「Venus」はBluetooth機能を搭載しており、スマートデバイスとの連携によって現場業務の効率化にも寄与しています。また、レーザーオフセット測位機能が搭載されていますが、この機能は国土地理院による性能検定対象外のため、注意が必要です。この登録が示すのは、GNSS測量機としての性能基準が適合している点です。
詳細な製品情報はコチラで確認できます。
今後の展開
ジオサーフでは、「Venus」だけでなく、他のComNav製GNSS製品であるT100やJupiterについても国土地理院への登録手続きを進めています。これにより、さらなるプロダクトラインを展開し、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供する予定です。
今後の最新情報は、ジオサーフのウェブサイトや公式SNSで随時発表されますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
購入・お問い合わせ情報
「Venus」を含むComNav社製GNSS製品は、ジオサーフ株式会社または正規代理店を通じて購入可能です。正規ルートでの購入により、導入からアフターサポートまで一貫したサービスを受けることができます。詳しい製品情報や導入に関するご相談については、以下の連絡先より気軽にお問い合わせください。
ジオサーフ株式会社について
ジオサーフ株式会社は2002年に設立され、GNSS受信機やドローン、LiDARソリューション、精密農業ソリューションなどを提供しています。国内外の先進的な測位技術を日本市場に提供し、測量や建設、農業など様々な分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を行っています。
ComNav Technology Ltd.について
中国・上海のComNav Technology Ltd.は2012年に設立され、GNSS関連機器のメーカーとして高性能なGNSSチップセットと受信機技術を用いて、測量、GIS、建設、農業、自動運転など幅広い分野に向けたソリューションを提供しています。国際的な測量業界で確固とした地位を築いている企業です。今後も更なる技術革新に期待が寄せられます。