デジタル遺品調査
2026-07-13 11:12:56
デジタル遺品に関する意識調査:実際の対策は依然として不足
デジタル遺品に関する意識調査
近年、私たちの生活においてデジタルサービスの重要性が増し続けている中、デジタル遺品の管理が急務とされています。MS&ADインターリスク総研が実施した最近のアンケート調査によると、デジタル遺品に対する意識は高まっている一方、実際にその対策を講じている人は少数にとどまるという解析結果が示されました。
アンケート概要
この調査は2026年5月22日から27日の期間に、SNSやサブスクリプション、オンライン金融サービスを利用している500人を対象に行われました。調査対象には、スマートフォンを日常的に使用し、過去3ヶ月以内にSNSを利用したことがある方々が選ばれています。アンケートの結果、男女均等に分けられた参加者たちが、このテーマに関してどのように考えているのかが浮き彫りになりました。
意識の実態
調査結果によると、まず「デジタル遺品」という言葉の認知度については、ある程度の認知があったものの、約30%の人が「全く知らない」と回答しました。このことから、用語そのものの浸透には課題が残されていることが明白です。
さらに、デジタル遺品の整理を経験した人は全体の15.4%にとどまり、ほとんどの人々が実際の体験に乏しいことも分かりました。故人のメール、SNSアカウント、サブスクリプションサービス、ネット銀行口座の整理の必要性については多くの参加者が理解しているものの、実際に整理を行っているかどうかには大きなギャップが見受けられます。
デジタル終活への関心
この調査では、86%の人がデジタル終活の必要性を感じているものの、一方で「実際に準備をしている」と答えた人はわずか3%でした。これは、必要性の理解があるにも拘らず、行動に移せていない多くの人々がいることを示しています。
さらに、準備を行わない意図について尋ねると、「まだ自分には関係ないと思っている」との回答が最も多く、デジタル遺品の問題が理解される一方で、その問題を自身のリスクとして捉えられていないことが明らかになりました。
将来への提言
今後、情報発信や教育活動を通じて、デジタル遺品の重要性やデジタル終活の概念をより広めていく必要があります。特に、将来的に対策を講じることが自身や家族にとって如何に重要かを理解する機会を増やすことが求められています。
最近の調査で浮かび上がった意識と実態の乖離を踏まえ、私たちは自身のデジタル情報をどう扱っていくべきか、真剣に考えなければいけません。デジタル終活は決して他人ごとではなく、誰にでも関わる問題であることを認識して行動を起こすことが求められています。
さらに詳細な報告については、MS&ADインターリスク総研のウェブサイトをご覧ください。
会社情報
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