子どもの居場所づくりを考える講座と映画上映会のご案内

子どもたちの居場所創造を目指す講座開催

東京都清瀬市において、NPO法人子育てネットワーク・ピッコロが、子どもたちの育ちを支えるための大切な講座を開催します。1月16日（月）の午後2時より、清瀬市児童センターころぽっくる内のホールにて映画「ゆめパのじかん」の上映会が行われます。このイベントは、清瀬市k-net子育てサポータースキルアップ講座の一環として、参加費は無料です。

映画「ゆめパのじかん」は、神奈川県川崎市にある「川崎市子ども夢パーク」、通称「ゆめパ」をテーマにしたドキュメンタリーです。この映画は、過去3年間にわたり、子どもたちが安心して遊び、成長する姿を捉えています。多様性に富んだ子どもたちが、個々のペースで育つ様子を映し出しており、まさに「自分らしい居場所」がどのように育まれるかを考えさせられる内容となっています。

参加対象は、子どもの居場所づくりに関心のある方々で、事前の申し込みが必要です。定員に達し次第、受付が終了しますので、早めのお申し込みが推奨されます。

子育てネットワーク・ピッコロの役割

NPO法人子育てネットワーク・ピッコロは、設立から25年にわたり、地域に根ざした子育て支援を行ってきました。子育てがもっと楽しいものになるよう、24時間対応の保育サービスや、ダブルケアと呼ばれる子育てと介護を同時に支援する活動に力を入れています。また、清瀬市内の学童クラブの指定管理者として運営を行っており、2022年度からは日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受け、多様な子どもが安心して過ごせる環境づくりに取り組んでいます。

k-netは、清瀬市における子育てネットワーク支援事業であり、親同士の交流や相談の場を設けています。月1〜2回の定期開催に加え、お母さん向けのリフレッシュ講座も実施。地域でのつながりを深めることに努めています。

「子ども第三の居場所」への理解

日本財団の「子ども第三の居場所」事業は、すべての子どもが未来に希望を見出すための場を提供し、自己肯定感を育むことを目指しています。近年、家庭や地域の環境が急激に変化し、子どもたちが安全に過ごせる場所が減少している中、こうした取り組みは非常に重要です。このような活動を通じて、「みんながみんなの子どもを育てる」という協力の精神が広がることが期待されています。