文京学院大学とタニタヘルスリンクの提携
2023年、文京学院大学と株式会社タニタヘルスリンク(THL)が包括連携協定を結びました。この提携は、ヘルスケア領域でのデータや知識を活かし、社会のさまざまな課題を解決するためのデータサイエンティストの人材育成を目的としています。これにより、両者が持つ専門的な知見を結集し、新たなアプローチでの教育プログラムを展開していくことが期待されています。
新学部「ヒューマン・データサイエンス学部」設立に向けて
文京学院大学は、2026年4月の開設に向けて、「ヒューマン・データサイエンス学部(仮称)」の設置認可を申請中です。この新しい学部では、タニタヘルスリンクの健康づくりに関する情報や専門ノウハウ、健康計測機器を活用し、具体的なデータサイエンス教育や研究の取組が行われます。また、ヘルスケアに関するデータを分析し、実際の健康づくりにどのように役立てるかを学ぶ機会が提供される予定です。
期待される効果
この連携によって、以下のような効果が期待されています。
1.
ヘルスケア領域の教育と研究:データサイエンスの理論やテクニックを学ぶことで、学生に実践的なスキルを身につけさせます。
2.
健康機器データの活用:身体計測や健康データの収集・分析を通じて、リアルなデータドリブンのアプローチを学ぶ機会を提供します。
3.
法令に基づく教育支援:ヘルスケアデータを適切に取り扱うために必要な法律知識を教育するプログラムも計画されています。
4.
インターンシップの推進:定期的に実際のヘルスケア現場でのインターンシップを提供し、学生が現場での経験を積めるようにします。
タニタヘルスリンクについて
タニタヘルスリンクは、健康を重視した企業文化を持つ株式会社タニタと、次世代に向けたコンサルティングを行う株式会社フォーバルとの協業によって設立されました。HEALTH TECHを基盤にしたヘルスケアサービス事業を展開し、全国の企業や自治体と連携しながら「健康経営」や「健康まちづくり」を推進しています。その実績として、170以上の取り組みで約30万人の健康づくりを支援しています。タニタヘルスリンクは、今後も健康に対する意識を高める活動を続けていく方針です。
会社概要
- - 会社名:株式会社タニタヘルスリンク
- - 所在地:東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル15階
- - 代表者名:土志田敬祐
- - 設立:2007年3月
- - 資本金:1億円
- - 事業内容:ヘルスケアサービス事業
- - 公式サイト:タニタヘルスリンク
この新たな連携によって、次世代のヘルスケアリーダーが育成され、社会の健康促進に寄与することが期待されています。文京学院大学の未来に注目です。