IT案件数の変化とフリーランスエンジニアの今
株式会社アイデンティティーが運営するITフリーランスエンジニア向け案件サイト「テクフリ」では、2025年1月の案件動向調査結果を発表しました。最近、総案件数は30,000件を超え、新たな市場局面が見えてきています。これに関連する調査結果を詳しく見ていきましょう。
調査概要
本調査は、「テクフリ」に登録された全人材と案件を対象として、個別の人材データとしても広く利用されています。対象者数は39,000名以上、扱う案件は30,000件以上に上ります。調査期間は2008年8月から2025年2月までの長期にわたります。
2025年2月の新規案件状況
2025年2月における新規案件数は、前月の1月と比べて12.7%の減少が見られました。これは業界全体が景気の影響を受けている表れと思われます。しかしながら、この結果にもかかわらず、特定の職種は依然として需要が高い状況にあります。
職種別の案件動向
特に注目すべきは、「ITコンサルタント」や「ネットワークエンジニア」の新規案件数が、2ヶ月連続して増加している点です。これらの職種は、これまでの累計案件ランキングには登場しなかったものの、現在の市場でまさに必要とされています。これは、企業のデジタル化が進展し、専門的な知識と技能が求められるようになっていることの証拠でもあります。
平均単価の変動と新たな参入
さらに興味深いのは、「データアナリスト」の新規独立案件が登場し、平均月額単価は96.3万円に達したことです。1月の新規ランキングには名を連ねていなかったこの職種が、急速に市場での重要性を増していることが伺えます。
様々な報告書の取得
フリーランスエンジニアの方々や、IT業界に興味をお持ちの方々は、これらのデータを詳細に理解することで市場の動向を把握できる可能性が高まります。調査結果の詳しいレポートはテクフリの公式サイトからダウンロード可能ですので、ぜひ活用し、キャリアアップの参考にしてください。
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結論
このように、IT案件の環境は常に変わっており、専門職にとっては追い風とも逆風とも言える状況が続いています。市場のニーズに合ったスキルを持つことで、フリーランスエンジニアは安定した収入を得ることが可能ですが、時代や技術の変化に柔軟に対応していくことがますます求められるでしょう。
そのため、テクフリでは、エンジニアファーストのサービスを心がけ、キャリアに役立つ情報を提供い続けています。フリーランスの方々が安心して活動できる環境を整え、将来にわたるキャリアを共に築いていけるよう努力してまいります。