しまだかほの特別講義
2025-06-12 10:27:10

しまだかほ氏が語る!「ながい ながい おうさまの はなの はなし」の魅力と創作の過程

絵本『ながい ながい おうさまの はなの はなし』特別講義の模様



2025年4月10日、待望の絵本『ながい ながい おうさまの はなの はなし』がついに発売され、その魅力が話題を呼んでいます。この絵本を手がけたのは、実力派絵本作家のしまだかほさん。彼女は、自身の母校・多摩美術大学で特別講義を行い、作品の創作過程や絵本づくりの楽しさについて熱く語りました。ここでは、その講義の内容を詳しくお届けします。

特別講義の背景



しまださんは、数多くの作品を手掛けてきた経験豊富な作家であり、これまでに月刊保育絵本にて多くの作品を刊行しています。彼女の作品は、子どもたちを魅了する明るいストーリーと温かみのあるイラストで知られています。『ながい ながい おうさまの はなの はなし』は、そんなしまださんが、「市販絵本も読みたい」という読者からの要望に応えて制作した一冊です。

この特別講義は、2025年5月19日(月)に開催され、多摩美術大学の学生を対象に行われました。講義の中で、しまださんは自身の創作活動の道のりや絵本づくりの魅力を、Gakken編集部の田中百合と共に紹介しました。

講義の内容



講義では、パワーポイントを使いながら、しまださんと田中がそれぞれの視点から「ものづくりの楽しさ」や「創作への情熱」を語り合いました。手書きのスライドが視覚的に楽しく、参加者からは「わかりやすい」という声も上がりました。さらに、書画カメラを使って実際の絵本を投影しながら、作品の構造や意図、工夫した点をリアルタイムで紹介しました。学生たちもその様子に釘付けとなり、しっかりと聴き入っていました。

後半には、参加者全員が参加できるワークショップが行われ、与えられたテーマからストーリーを考え、イラストラフや商品の売り込みアイデアを練り上げるといった内容が展開されました。ここでもしまださんと田中が学生たちの間を回り、アドバイスを行いました。その場は創作の熱気に包まれ、学生たちは真剣な表情で取り組んでいました。

創作の楽しさと熱意



参加者は、講義後に完成した作品に対して「しまだ賞」や「田中賞」といった賞が設けられる可能性もあると聞いて、さらに意気込む様子が見受けられました。最後には、しまださんの創作ノートや絵コンテも公開され、どのように作品が形作られるのかそのプロセスを目の当たりにしました。アイデアを広げ、物語に昇華させる過程に、学生たちの興味は尽きませんでした。

講義は約2時間半にわたって行われ、しまださんの熱意は、学生たちにとっても新たな刺激となり、ものづくりへの情熱を再確認する機会となりました。「自分も早く社会に出て何かを作ってみたい」という感想が多く寄せられ、その熱気は会場全体を包み込んでいました。

今後も、しまださんと田中のタッグによって新たな絵本が生まれることを、多くのファンが期待しています。次なる作品の登場が待ち遠しいですね。


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