土地活用の新たな第一歩、プランナー養成テキストの登場

土地活用プランナー養成講座テキストの登場

公益社団法人東京共同住宅協会が運営する「土地活用プランナー」資格が、専門的な知識を学ぶための公式テキスト「土地活用プランナー養成講座テキスト」を2025年5月12日から販売開始します。このテキストは、土地を有効活用するための専門家としての知識を体系的に学ぶことができる内容で構成されています。

土地活用プランナー資格について

土地活用プランナーは、内閣府から公益認定を受けた資格で、マーケティングから法律、税務に至るまで、広範な知識を必要とします。この資格は特に不動産業界や建設業界での活動を希望する方々にとって、信頼性のある証明となります。テキストの内容は、実際の業務に即した実用的な情報が多く含まれており、毎年最新の情報に基づいて改訂されています。

テキストの内容

テキストの構成は、以下のように多岐にわたります：

- 第1編総論：土地活用の全体像を理解
- 第2編法令編：土地活用に関する法的知識
- 第3編資金計画編：事業計画に必要な資金の見積もり
- 第4編税務編：トラブルを避けるための税制知識
- 第5編建築・設備編：必要な施設や設備について
- 第6編~第14編実務編：具体的な運用手法や注意点

このように、多くの実務に役立つ知識が詰まったテキストとなっています。価格は税込で6,600円で、上巻、中巻、下巻のセットで提供されます。日常の業務に即した内容を含むため、受験生だけでなく、広く専門知識を身につけたい方にもおすすめです。

受験方法の変化

さらに、2025年度からはCBT（コンピュータベースのテスト）を導入し、47都道府県どこでも受験が可能になります。従来は主要都市でしか試験が行われていなかったため、全国的なアクセス性が向上し、受験者にとって大きな利点となります。指定された期間中に任意の日時で受験できるため、忙しい方でも時間を調整しやすくなりました。全国300ヶ所以上のテストセンターも準備されており、受験の利便性が大幅に向上します。