日本青年会議所の「ベビーファースト運動」が大きな節目を迎え
公益社団法人日本青年会議所(通称:日本JC)が推進する「ベビーファースト運動」の一環である「ベビーファースト宣言」が、2024年12月時点で1,000件を超えたことが発表されました。この取り組みは2021年から全国に広がり、企業や自治体、個人が協力し、妊産婦や子育て世代が暮らしやすい環境を構築することを目指しています。
ベビーファースト運動とは
「ベビーファースト運動」は、子どもをより産み育てやすい社会を実現するために、日本JCが立ち上げた重要なイニシアティブです。この運動は企業や自治体、さらには個人が協力し、子育てを支援し合うことで、子どもたちとその親が安心して育てられる環境を提供することを目指しています。
参加する企業や団体は、赤ちゃんやその家族に向けての施策を「ベビーファースト宣言」として公表し、その活動を広めるためのオリジナルステッカーを掲示します。これによって、社会全体が子育てを支える意識を持つことが促されます。
2022年には全国知事会と共同宣言を交わし、全国47都道府県からの参加も得ているほか、2023年に設立されたこども家庭庁からの後援も受けて、運動はさらに広がりを見せています。
今後の展望
2025年には、「ベビーファーストキャンペーン」と呼ばれる新たなプログラムが全国を対象に展開される予定です。このキャンペーンでは、より多くの企業や自治体、個人が参加し、子育て支援の輪をさらに広げることが期待されています。
参画団体と活動例
現在までに、大手企業や自治体がこの運動に参加しており、その一部には、セブン-イレブン・ジャパンやサンリオエンターテイメントなどが名を連ねています。具体的な活動例としては、以下のような取り組みが行われています。
- - 想定される妊娠中の女性のための優先レジ設置
- - コンビニにおけるおむつの販売
- - 店舗内に臨時キッズスペースの設置
このような多彩な活動を通じて、子どもたちやその家族が安心して生活できる環境を提供し、お互いに助け合う社会の実現を目指します。
お知らせ
「ベビーファースト運動」および新たな「ベビーファーストキャンペーン」についての詳細な情報は、公式Webページで随時発信されます。最新の情報は以下のリンクをチェックしてください。
ベビーファースト運動に関する情報
このように、日本JCは今後も子育て支援に向けたさまざまな取り組みを行っていくことで、社会の未来を支える活動を継続していきます。