阿蘇の茅で作った家具
2025-03-26 10:40:56

2025大阪・関西万博で展示される阿蘇の茅を使ったインテリア家具

2025年大阪・関西万博に展示される茅を利用したインテリア家具



2025年に予定されている大阪・関西万博では、熊本県阿蘇の自然素材“茅”を活用したインテリア家具が展示されることとなりました。このインテリアプロダクトは、公益財団法人阿蘇グリーンストックが中心となり、全国の茅工房との協力によって開発されました。

阿蘇の草原を感じる家具



使用されている茅は、六地域から刈り取られたもので、その中でも特に熊本県阿蘇の広大な草原に自生するススキを利用しています。茅には、自然な手触りと香りがあり、これらが加わることで阿蘇の大自然を身近に感じることができます。

大阪・関西万博のEARTH MARTパビリオン



このインテリア家具は、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」において建設資材としても使用されます。設計は隈研吾氏、プロデュースは小山薫堂氏が担当しており、阿蘇の文化や自然を感じられる空間を提供することを目指しています。パビリオンでは、茅を屋根素材として大胆に使用し、その面積は年々減少する草原の保全にも寄与します。

茅の制作プロセスとその意味



茅は日本の伝統的な建築素材の一つで、かつては多くの地域で使用されていました。しかし、現代では草原の減少に伴い、その供給源が限られてきています。阿蘇グリーンストックは、茅を利用することで草原を保全し、地域の生態系を活かしたプロダクト開発に取り組んでいます。また、その後は地元の文化資源の循環として、再利用される予定です。

インテリアラインナップの紹介



今回完成したプロダクトは、以下の6種類です。

1. 茅ソファ


  • - ソファの直径は900mm、木製台座はキャスター付きで使い勝手も良い。

2. 茅テーブル


  • - サイズ450×450mm、頑強な鉄製脚に阿蘇の溶岩を採用。

3. 茅バンコ(縁台)


  • - 大は1800×900mm、座面に豊かな茅の断面を楽しめます。

4. 茅フレーム


  • - 写真やアートの額装にぴったりなデザイン。

5. 茅カウンター


  • - 大小サイズを展開し、さまざまなシーンで活躍します。

6. 茅の色紙額


  • - 壁掛け式で、インテリアを引き立てるアイテムです。

収益の一部は、阿蘇の草原保全活動に充てられる仕組みとなっています。これが地域への還元と、草原の未来を守ることに繋がります。

ポップアップイベントの開催



このプロダクトは、2025年に福岡と大阪の百貨店にてポップアップイベントも開催されます。「SAVE the ASO」と題されたイベントでは、阿蘇の草原の素晴らしさが紹介され、来場者にこの地域の魅力を伝える場となることでしょう。

環境保全に寄与する阿蘇の草原再生プロジェクト



阿蘇の草原は、縄文時代から続く大切な文化遺産です。その保全活動には、地域住民やボランティアの参加が必須です。草原と人々の生活が共生することが、持続可能な未来への鍵となります。この新しい家具シリーズを通して、アルバムやイベントを通じて草原の大切さをアピールしていきます。

まとめ



阿蘇の茅を用いたインテリア家具の開発は、日本の伝統や文化を復活させる大きな試みです。そして、2025年の万博での披露は、多くの人々に自然素材の温もりや、持続可能な社会について考える機会を提供することでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社think garbage
住所
熊本県熊本市中央区平成3-23-304階
電話番号

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