奈良県の智辯学園でプログラミング教育「学校プロクラ」が始動

奈良県の智辯学園で始まるプログラミング教育

奈良県香芝市に位置する智辯学園奈良カレッジ中学部は、プログラミング教育の向上を目的として株式会社KEC Mirizが提供するプログラミング学習教材「学校プロクラ」を導入しました。この新しい教育プログラムは、生徒たちが楽しみながらプログラミングのスキルを学び、自ら課題を解決する力を育むことを目指しています。

プログラミング教材「学校プロクラ」とは？

「学校プロクラ」は、全国650以上の教室で展開しているプログラミング教室「プロクラ」のノウハウを生かし、小中学生向けに設計された教材です。特に、人気ゲーム「Minecraft」を活用したコンテンツが特徴で、これによって生徒たちは充実した学びを経験しながら、楽しくプログラミングの基礎を学びます。

教材の構成

「学校プロクラ」は、主に二つの教材で構成されています。「インプット教材」と「アウトプット教材」です。インプット教材は基本的な知識を学ぶためのもので、一単元を5回の授業で学習することが可能です。一方、アウトプット教材では、グループワークの形式を取り入れ、生徒たちは学んだ知識を元にオリジナルの作品を作成します。このプロセスを通じて、協調性や表現力も養うことができます。

教育環境の変化

智辯学園奈良カレッジでは、今回の「学校プロクラ」の導入により、STEAM教育の一環としてプログラミング授業が始まることになります。具体的には、「STEAM総合」という新しい授業が開講され、プログラミング学習の他にも、資料作成やウェブサイト制作といったスキルも学ぶことができるようになります。また、将来的にはIoTやドローンを利用した学習も検討されているとのことです。