日本ラッド株式会社は、2023年6月19日に開催されたCYBOZU AWARD 2025授賞式において、エリア賞(首都圏)を受賞しました。この受賞は、同社が長年培ってきた業務システム構築の技術力が高く評価された結果です。
日本ラッドの取り組みと受賞の背景
日本ラッドは2016年から、サイボウズ株式会社が提供するノーコード・ローコードツール「kintone」のオフィシャルパートナーとして活躍しています。2021年には、基幹業務システムの構築ノウハウを活かした独自のテンプレート「kinterp🄬」を開発し、多くの企業に導入してきました。この結果、各業種のニーズに応えるシステムを迅速に構築できる能力が評価され、今回の受賞に至りました。
「CYBOZU AWARD」は、2008年からサイボウズが実施している表彰制度で、顕著な業績を残したオフィシャルパートナー企業に感謝の意を表するものです。日本ラッドは、社員一丸となって取り組んできた業務改善や新技術の導入が、今回の受賞をもたらしました。
kinterpとkintoneの特徴
「kinterp🄬」は、kintone上で稼働する基本的な業務システムテンプレートの集まりで、多彩な機能を備えています。これを使うことで、企業特有の要件に応じた業務システムを迅速に構築することが可能です。一方、kintoneは38,000社以上に利用されている実績を持ち、カスタマイズが容易な点が強みです。様々な業務に合わせてアプリ作成が可能で、特に顧客管理や業務日報といった業務改善において高い効果を発揮します。
受賞後のコメントと将来の展望
日本ラッドのビジネスソリューション事業部で事業部長を務める宮脇潤一氏は、「今回の受賞は、地道な取り組みが高く評価された結果」とし、今後もIoTやAI技術との連携を強化し、より価値のあるシステム構築に注力することを明言しました。また、サイボウズからも日本ラッドの取り組みが称賛され、両社の協力体制を強化していくことが期待されています。
日本ラッドについて
日本ラッドは、1968年に設立されたソフトウェア開発企業で、東証スタンダード上場(証券コード4736)しています。55年の歴史を誇り、IT技術の発展に伴い、AIやIoTなどの最先端領域におけるプロダクト・ソリューション開発に取り組んでいます。特に製造業やクラウドサービスの分野において、高付加価値サービスを提供し続けています。
今回の受賞は、日本ラッドにとってさらなる成長のステップとなることでしょう。今後の動向から目が離せません!