セキュリティ投資の実態
2025-10-01 16:36:37

セキュリティ投資の増加と運用課題に迫る2025年調査結果

タニウムのセキュリティ投資とガバナンス調査2025



AIを活用した自律型エンドポイント管理(AEM)を提供するタニウム合同会社が発表した「セキュリティ投資×ガバナンス実態調査2025」において、大企業のIT管理者と担当者を対象に行われた調査によると、2025年のセキュリティ投資が前年に比べて12%増加したことが明らかになりました。さらに、運用面でのガバナンスや評価体制に関する課題も同時に浮き彫りとなりました。

IT予算とセキュリティ投資の関係



調査対象企業のうち、セキュリティ予算が全体の10%を超える割合は昨年度と比べて12%の増加が見られました。調査によると、年間IT予算の中でセキュリティ対策にどれだけの資金が投じられるか、またその背景には近年増加しているセキュリティインシデントと生成AIを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の影響があるとされています。

具体的には、全体の3割以上の企業が今後もセキュリティ投資額を増加させる意向を示しており、この流れはセキュリティがDX戦略の核心となっていることを示唆しています。

セキュリティガバナンスの現状と課題



セキュリティガバナンスについての調査結果から、特に目立つのは「専門人材の不足」という課題です。この問題により、ガバナンスの効果を十分に発揮できていない企業が多いとされています。約54%の企業がリスクとコスト削減を期待しつつも、実際の運用においては「タイムリーな対応が難しい」や「明確なルールがない」といった問題が影響を及ぼしています。

こうした運用上の懸念は、AIを活用した自動化や効率化が持続可能なセキュリティガバナンス体制を構築するカギになると考えられています。

KPIの運用状況



さらに、セキュリティの評価体制について調査したところ、KPIを定義し、定量的かつ定期的に評価している企業は全体の3分の1未満とされ、多くの企業がセキュリティ対策の効果を定量的に測定することができていないという実状が明らかとなりました。特に、情報の網羅性や正確性、そして評価のスピードと統一性が不足しているという意見も多く、これがKPIの運用における主な障壁とされています。

セキュリティの状態を正確に評価するためには、包括的で迅速な情報提供が不可欠です。これらの課題を上手に解決することが、セキュリティガバナンスの向上に向けた大きなステップとなるでしょう。

タニウムについて



タニウムは、業種を問わずエンドポイントをインテリジentlyに管理するため、最も包括的なソリューションを提供しています。IT資産の発見、脆弱性管理、インシデント対応など多岐にわたる機能を持ち、Fortune 100企業の40%に導入されています。

タニウムのプラットフォームは、規模に関わらず効率的な運用と強固なセキュリティ体制をリアルタイムで提供しています。詳細については公式サイトをご覧ください。

まとめ



セキュリティ投資の増加は、危機的な状況を反映したものであり、今後も重要性が増すでしょう。しかし、ガバナンスと評価体制において数々の課題が残されていることも確かです。これらを克服することで、効果的なセキュリティ対策の基盤が築かれることが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
タニウム合同会社
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。