大阪市とグレーター・マンチェスター合同行政機構が友好協力関係を構築!脱炭素化など多岐にわたる分野で連携へ

大阪市は、2023年12月4日に、英国のグレーター・マンチェスター合同行政機構と友好協力関係構築に関する覚書を締結しました。

これは、大阪市が欧州連合(EU)の国際都市地域間協力(IURC)プログラムに参加したことをきっかけに、脱炭素化を中心とした環境分野での交流を続けてきた結果です。

今回の覚書締結により、環境、経済分野での交流促進や大学間連携などが進められる予定です。

大阪市長は、覚書締結について、「ゼロカーボンをめざした取組を進めていくとともに、さまざまな分野での経済交流や、大学間連携の取組についても進めていきます。」とコメントしています。

一方、グレーター・マンチェスター市長は、「大阪は『東洋のマンチェスター』と呼ばれてきました。今日合意したパートナーシップは、貿易や投資、大学・研究機関との連携を新たに生み出し、持続可能な成長に必要なネット・ゼロ技術における協力を促進します。私たちが次なる産業革命を牽引していくためのパートナーシップとなります。」と述べています。

グレーター・マンチェスター合同行政機構は、イングランド北西部に位置し、イギリス第2の経済圏を構成する合同行政機構です。マンチェスター市など10の基礎自治体で構成されています。

イギリスは気候変動対策を世界に先駆けて取り組んでいる国の一つですが、グレーター・マンチェスターは、そのイギリスにおいて脱炭素に向けた取組計画を初めて掲げた都市です。自治体や産業界、大学・研究機関と連携して脱炭素化に取り組んでいます。

また、スポーツや文化、芸術においても世界的に有名な都市です。

今回の友好協力関係構築により、大阪市とグレーター・マンチェスター合同行政機構は、脱炭素化や経済分野など、幅広い分野で連携を強化していくことが期待されます。

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