補助金クラウド、三十三銀行と提携
2024-07-08 08:26:40

三十三銀行、補助金クラウドと業務提携で中小企業支援を強化 - 東海エリアの地銀初

補助金クラウド、三十三銀行と業務提携で中小企業支援を強化 - 東海エリアの地銀初



補助金支援のDX化を推進する株式会社Staywayは、三重県に拠点を置く三十三銀行と業務提携を開始しました。この提携は東海エリアの地銀では初の取り組みで、より多くの中堅・中小企業の経営支援を促進することを目的としています。

補助金申請コンサルティングで経営支援を強化



今回の提携により、三十三銀行の顧客に対して、「補助金にかかわる申請コンサルティング」が提供されます。これは、補助金・助成金に関する情報提供から相談対応、申請までを一気通貫でサポートするサービスです。

従来、三十三銀行は本部で補助金の相談対応を行っていましたが、本サービス導入により、営業店でも対応が可能になります。これにより、業務効率化とリソースの削減が期待され、より多くの顧客に対してきめ細かいサービスを提供できる体制が整います。

迅速な融資と高品質なソリューション提供を強化



三十三銀行は、これまで顧客の資金ニーズや経営課題に対応するため、中堅・中小企業向けの経営支援体制を強化してきました。しかし、顧客に最適な補助金情報を提供するには、高度な知識と経験が必要で、高品質なソリューションの提供が難しい状況でした。

Staywayとの提携により、三十三銀行は補助金活用に関する専門的な知識とノウハウを獲得し、顧客ニーズに合致した的確な情報提供が可能になります。これは、三十三銀行の顧客満足度向上と、地域経済活性化に貢献すると期待されています。

両社の展望



三十三銀行の取締役頭取である道廣剛太郎氏は、今回の提携について、「DX戦略の推進」と「人的資本経営の実践」を重要な施策として掲げ、顧客の企業価値向上に貢献していくと表明しました。

一方、Staywayの代表取締役である佐藤淳氏は、東海エリアの中堅・中小企業の経営支援拡大に向けて、三十三銀行との連携を強化し、サービスの向上に努めると語りました。

補助金クラウドとは



「補助金クラウド」は、金融機関、事業会社、士業向けに提供されている補助金申請DXサービスです。複雑な補助金情報を一元化し、企業のニーズに合わせた情報提供やデータ分析、効率化など、あらゆる企業が公平な成長機会を得られるプラットフォームを目指しています。

Staywayについて



株式会社Staywayは、Deloitte出身の公認会計士が中心となって設立されたプロフェッショナルファームです。M&Aアドバイザリー、財務DD、バリュエーション、IPO支援など、幅広いサービスを提供しています。補助金・助成金領域では、全国の金融機関や事業会社と連携し、テクノロジーを活用した効率化を推進しています。

補助金クラウドの活用で、中小企業の更なる成長を支援



今回の三十三銀行との業務提携は、東海エリアの中堅・中小企業の経営支援を強化する大きな一歩となります。補助金クラウドの活用により、より多くの企業が補助金制度を活用し、成長を加速させることが期待されます。


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