テレワークを促進する無償のDesktop VPNサービスが登場

テレワークを支える無償提供のDesktop VPN

新型コロナウイルスの影響が広がる中、多くの企業がテレワークを導入する方向へ動いています。そんな中、ソフトイーサ株式会社は、リモートデスクトップサービス『Desktop VPN』を無償で提供する施策を発表しました。この取り組みは、新型コロナウイルスの感染リスクを軽減し、在宅勤務を支援することを目的としています。

Desktop VPNの特長

Desktop VPNは、シンクライアント型のリモートデスクトップサービスで、簡単に自宅のPCから会社のPCに接続できます。このサービスを利用することで、会社に設置したPCを使いながらも、自宅で安全に作業を行うことが可能になります。具体的には、会社のPCの電源を入れておくだけで、在宅勤務に必要な操作が行えるのです。これにより、出勤の必要がなくなり、通勤による感染リスクを低減できます。

無償開放の期間

この無償開放は2020年4月30日まで実施されますが、感染状況を見ながら期間を延長していくことも考慮されています。現在、テレワークを実施している企業にとって非常に助かるサービスとなっています。利用者は、特別な契約や登録を行う必要はなく、すぐに利用開始できる点が魅力です。

導入の手軽さ

これまで、テレワークの導入には多くの設備投資や準備期間がかかることが一般的でしたが、Desktop VPNはその点でも非常にスムーズな導入が可能です。PCの使用者が直接Desktop VPNサーバーをインストールするだけで利用でき、管理者権限がなくても問題なく運用できます。

これまでのように、社員全員のPCに対して大々的なシステム投資を行う必要がなく、各自が簡単に始められるのが大きな利点です。

データの安全性

Desktop VPNはこれまでのリモートデスクトップサービスとは異なり、セキュリティ面でも配慮がなされています。ファイアウォールの内側に位置するPCにアクセスをしますが、操作対象のデータやファイルが外部に送信されることはなく、不用意な情報漏洩のリスクを低減しています。社員は安心して業務を進められるのです。

使用方法とサポート

Desktop VPNを使用するには、まず会社に出勤してPCにサーバーをインストールし、パスワードを設定します。その後、自宅のPCにはクライアントソフトをインストールし、指定した名前とパスワードを入力するだけで、簡単に接続が可能になります。また、無償開放期間中はユーザー登録やダイレクトメール等も不要なため、煩わしい手続きなしで即利用開始できます。

提供されるリンクからも、ダウンロードが可能です。Desktop VPNのサイトでは詳細な操作手順が解説されており、初めて利用する方でも安心です。

このように、ソフトイーサによるDesktop VPNの無償提供は、テレワークを支援する素晴らしい取り組みです。この機会に、安全なテレワーク実施を進めてみてはいかがでしょうか。テレワークが一般化する中、社員の健康を守りつつ、生産性を維持する手助けになるでしょう。