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笑顔と涙の20年を振り返る

2015年5月29日、株式会社飛鳥新社から発売されるフォトエッセイ『ふうふ写真散歩』が注目を集めています。著者はアマチュア写真家の小池紀子さん。この本は、彼女と夫の小池徹さんが共に過ごした20年間の記録を美しい写真とともに展開する感動的な物語です。

0日婚から始まった二人の愛

徹さんと紀子さんの物語は、結婚式や指輪なしの「0日婚」がスタート地点でした。未婚の二人が持つ「写真が好き」という共通点から、純粋な愛情と共に日々をカメラで切り取ってきました。彼らは東京と島根を行き来しながら、数多くの瞬間を捉えました。

突然の悲劇

しかし、幸せな家庭生活は2024年春に突然の事故によって一変しました。徹さんは意識不明となり、入院生活を余儀なくされます。話すことも、歩くこともできず、紀子さんはその姿を見守るしかありません。彼女は悲しみに打ちひしがれながらも、回復を信じて日々祈り続けています。

SNSで共有された愛の証

そんな中、紀子さんは二人で撮りためた20年分の写真をSNSで公開しました。その投稿には、多くの人々が感動し共感したのです。心温まるビジュアルと言葉が響き渡り、彼女が選び抜いた130点以上の写真が本書に収められました。著名人たちからも感涙の反響が寄せられています。

夫婦や家族について考えるきっかけ

このフォトエッセイは、夫婦や家族の在り方について常に迷いや悩みを抱えている人々に向けた、心の糧となる一冊です。家族やパートナーとの関係を見つめなおしたり、幸せの形を探すヒントを与えてくれるような作品となっています。

写真展の開催情報

また、『ふうふ写真散歩』発売を記念した写真展が2025年5月27日から6月1日まで、東京・四谷三丁目のギャラリー・ニエプスで開催されます。ここでは、本書に掲載された中から特に印象深い30点の作品が展示される旨報告されています。この機会に足を運んでみるのも良いでしょう。

写真展詳細

• - 期間: 2025年5月27日（火）～6月1日（日）
• - 時間: 各日13:00～19:00
• - 場所: ギャラリー・ニエプス (東京都新宿区四谷4-10-1 メイプル花上2F)
• - 使用URL: ギャラリー・ニエプス公式サイト

出版社の株式会社飛鳥新社は、紀子さんの温かい思いを形にしたこのフォトエッセイによって、多くの読者に感動を届けることを目指しています。ぜひ、この特別な物語を手に取って、家族との大切な瞬間を振り返るひとときにしてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

小池紀子さんは1970年に島根県で誕生しました。2004年に小池徹さんと出会い、わずか2か月後に結婚。その後20年以上にわたり、徹さんとともに東京や島根の街、そして大切な家族の写真を撮り続けています。

終わりに

愛する人との貴重な日々を切り取った写真とその背後にあるストーリー。『ふうふ写真散歩』は、すべての人にとって心に沁みながら、自らの人生を振り返るきっかけとなることでしょう。待望の物語、ぜひお楽しみに。

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