若手エンジニアのライフスタイル：ひとり時間とSNS利用の新潮流

若手エンジニアのライフスタイル調査

2019年度の若手エンジニアに関するライフスタイル調査が発表され、興味深い結果が得られました。この調査は、職場の飲み会や勉強会への参加状況、休日の過ごし方、そしてSNS利用の傾向について明らかにしています。

睡眠時間と生活リズム

若手エンジニアの出勤日における平均睡眠時間は7時間とされ、比較的健康的なライフスタイルを維持していることが分かりました。調査によれば、37%のエンジニアが7時間の睡眠をとっていると回答しています。また、6時から7時に起床する人が多く、夜は24時から25時に就寝する傾向が強いようです。この生活リズムは、社会全体の平均と大きく差はないものの、自分の時間をしっかり確保している現れとも言えます。

飲み会と勉強会への参加状況

面白いことに、若手エンジニアの95%が会社の飲み会にはほとんど参加しないか、月に1〜2回程度の頻度であると回答しています。特に、45%は飲み会には参加しない、またはあまり参加しないと述べており、飲み会文化がエンジニア層においては薄れていることが示唆されています。

勉強会に関しても、66%が参加しないかあまり行かないと回答。こうした結果から、若手エンジニアはオフラインでの交流よりも、個人の時間を重視し、無理に参加することは少ないことが浮かび上がります。

休日の過ごし方

休日に関しても、若手エンジニアの約70%がインドア派であることが確認されました。最も一般的な過ごし方は買い物（56%）、続いてYouTube鑑賞（50%）、資格の勉強（46%）です。このように、若手エンジニアはショッピングや映像コンテンツを楽しむ一方で、自己啓発のための勉強も行っているようです。

また、運動することも重要ですが、休日に運動をする人は全体の28%で、その中でも特に1人で行う運動を選ぶ傾向が強いようです。

SNS利用の実態

SNSの利用状況では、84%の若手エンジニアが何らかのSNSを使っていると回答しました。特にTwitterを利用しているのが67%で、次いでInstagramが40%、Qiitaが35%となっています。他のSNSと比べて、趣味やエンジニア関連の情報収集が主目的であり、自分発信を目的とする利用者は20%にとどまります。この傾向からも、若手エンジニアのコミュニケーションスタイルの変化が伺えます。