脱炭素への挑戦
2025-07-02 16:22:52

カンロ、脱炭素社会実現に向けた新プロジェクトを発表

カンロ、脱炭素社会実現に向けた新プロジェクトを発表



カンロ株式会社は、2024年から「チャレンジ・カーボン・ニュートラル・コンソーシアム(CCNC)」に参画し、脱炭素社会を目指す新たな取り組みを開始しました。このプロジェクトは、生活者の脱炭素への意識を高め、実際の行動変容を促進することを目的としています。

脱炭素意識の必要性



脱炭素を実現するためには、企業の取り組みだけでは不十分です。生活者自身が環境問題に関心を持ち、自らの行動を見直すことが必要です。しかし、現状では環境を意識した消費行動を取る人が少ないという課題があります。このプロジェクトでは、脱炭素についての認知を広げ、学ぶ楽しさを提供することで、生活者の興味を引き出していきます。

プロジェクト「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」



この取り組みの中核をなすのが、「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」です。カンロを含む15社が参加し、大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、横浜市と協力して、教育啓発活動に注力します。具体的には、約53万人の小学生とその保護者を対象に、脱炭素について楽しく学んでもらうことを目指します。

特に注目すべきは、「エコラベルハンター2025」という学習コンテストです。児童たちは家庭や店舗でエコラベルやカーボンフットプリント(CFP)を探索し、その成果を特設ウェブサイトに記録。探検の成果を表彰することで、楽しさを交えながら環境への理解を深める狙いがあります。

具体的な施策と商品展開



カンロは今回のプロジェクトを通じて、主に3つの商品にCFP算定マークとエコラベルを展開します。例えば、カンロ飴はCO2排出量を見える化した商品で、ヴィーガン認証を受けたことも特徴です。また、新商品として登場する「金のミルクキャンディ」や「ピュレグミグレープ」もCO2削減に配慮した表示がなされています。

さらに、スギ薬局や株式会社万代と連携したキャンペーンを実施し、生活者への啓発を進めていきます。これにより、消費者が実際に環境に配慮した商品を選ぶ手助けを行います。

カンロの企業理念と未来へのビジョン



カンロは、1912年の創業以来、人々に愛されるお菓子を提供し続けてきました。その中で、「Sweeten the Future」という企業パーパスを掲げ、持続可能な未来に貢献することを目指しています。今回の脱炭素プロジェクトは、その理念に基づき、未来の子供たちにより良い環境を残すための重要な第一歩です。

企業として、カンロは今後も脱炭素への取り組みを進め、顧客と共に環境問題を解決することに力を入れていくでしょう。これからもカンロの活動に注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
カンロ株式会社
住所
東京都新宿区西新宿東京オペラシティ37階
電話番号
03-3370-8811

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