株式会社AKALIの代表、地域力創造アドバイザーに就任し全国展開へ

株式会社AKALIの蛭田健司代表が地域力創造アドバイザーに就任

株式会社AKALIの代表取締役である蛭田健司氏が、総務省の地域力創造アドバイザーとして活動を開始することとなりました。この役職は、地域の魅力や価値向上を目指す取り組みを支援するものであり、全国各地でのゲームクリエイターやIT人材を育成するという重要な課題に取り組んでいきます。

蛭田氏は、セガゲームスでの「サクラ大戦」シリーズや、コーエーテクモゲームスでの「無双」シリーズなど、多くの著名なゲームプロジェクトに関与してきた実績を持つ人物です。技術責任者としての経歴や、カナダスタジオでの経営経験を経て、株式会社AKALIを創立しました。その後も、ヤフーでの重要な役職を多数歴任し、人材育成の分野でも活躍しています。

地域力創造アドバイザーとしての役割

地域力創造アドバイザーに選任された蛭田氏は、全国の市町村が自らの地域特性を活かしながら魅力を引き上げるための支援を行います。この取り組みは、特別交付税措置の対象となり、行政にとっても経済的なメリットが期待される重要な要素です。

蛭田氏は、既に高知県のIT・コンテンツアカデミーや富山県のゲーム関連産業育成事業におけるアドバイザーとして地方創生に寄与してきた実績があります。これにより、各都道府県から毎年一人が選ばれる中、蛭田氏が推薦されたことは大きな評価となりました。

全国的なIT人材育成

蛭田氏は、特にゲームクリエイターやIT人材の育成に力を注ぐ考えです。具体的には、テレワークの導入を通じて、地方に住みながら都市部の企業での就業や業務受託を可能にし、地域の若者が地元で働ける環境を整備していきます。これにより、地域経済の活性化を図ることが期待されています。

若者に人気のあるIT分野

ゲームクリエイターやIT職種は特に若者に人気があり、定住や移住を促進する要素が多いことが特徴です。これにより、地方自治体も大規模な投資をしなくても、多くの人材を育成し、受け入れることができるのです。株式会社AKALIは、既に富山県で日本初のeスポーツ大会と将棋大会の同時開催を成功させるなど、地域活性化に向けた取り組みを進めてきました。