アシックス・ベンチャーズがデポルターレ・テクノロジーズに出資し、ヘルスケア推進を強化

アシックス・ベンチャーズによるデポルターレ・テクノロジーズへの出資

近年、健康への関心が高まる中、スポーツやウェルネスの重要性も注目されています。そんな中、アシックスの投資子会社、アシックス・ベンチャーズ株式会社がデポルターレ・テクノロジーズに出資を行うことが発表されました。これにより、双方の協業を通じて、ヘルスケア推進への取り組みが加速されることが期待されています。

アシックスの理念とデポルターレ・テクノロジーズのミッション

アシックスは「健全な身体に健全な精神があれかし」という創業哲学を掲げ、心身の健康向上を目的としたプロダクトやサービスを提供している日本の大手スポーツメーカーです。その一方で、デポルターレ・テクノロジーズも健康サポートを主眼に置いて事業展開しています。このように両社の思想が共鳴し合うことで、今後の健康サポートの質が向上することが見込まれます。

ヘルスケアカタリストの育成

デポルターレ・テクノロジーズは2021年4月に開講した「ヘルスケアカタリストカレッジ」を通じて、独自の民間資格であるヘルスケアカタリストの育成を推進しています。この資格はトレーナーの枠を超え、身体や心の健康を支援するスペシャリストを育成するために設計されています。ヘルスケアカタリストは、単にトレーニングを指導するだけでなく、個々人が健康な生活習慣を身につける手助けを行います。

スポーツの楽しみを広げる取り組み

今回の出資を契機に、アシックスが展開する低酸素環境下トレーニング施設「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」などで、新たなスポーツ体験が提供される予定です。技術を駆使したデータ分析によって、個々の体力や健康状態に基づいた運動指導が行われ、参加者はより効果的にパフォーマンスを向上させる機会を得ることができます。

アシックスとデポルターレ・テクノロジーズは、今後も健康の維持・向上を共に目指し、さまざまなプログラムやサービスを展開していく予定です。適した環境で多様なコンテンツを楽しむことができる場を提供することで、より多くの人々に健康への意識を高める一歩となるでしょう。