新たな介護の形
2025-09-25 17:19:32

リーダーズ研修2025in大阪が示す新たな介護の形!エコシステムの真髄とは

リーダーズ研修2025in大阪が描く未来の介護



2025年に向けて、介護業界のリーダーたちが集まった「リーダーズ研修2025in大阪」が開催されました。この研修は、認定特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会が主催し、参加者は介護業界の現状や未来に関する知識を深める貴重な機会となりました。

研修の目玉:究極のエコシステム



この研修が特に注目されたのは、オレンジコープおよび「野のはな」で生活する1000人の高齢者と400人の障がい者による、「究極のエコシステム」の見学ツアーです。地域の助け合いを実践する場として、多くの人々が生きがいを感じながら生活しています。

研修に参加した方々は、JR西日本の熊取駅に集合し、見学ツアーがスタート。各施設を訪問するごとに、参加者たちの目は輝き、熱心にメモを取りながら各所のユニークな取り組みを吸収していきました。

おひさま熊取の見学



最初に訪れたのは、「おひさま熊取」と呼ばれるサービス付き高齢者向け住宅。地上6階建ての建物には92戸の住宅があり、1階に事務所や食堂、それに風呂があります。ここでは施錠がされず、住人たちに自由な出入りが可能です。

夕食は事前予約制で、食材は地元のB型作業所から仕入れる仕組み。住人は自分の生活リズムに合わせた暮らしを楽しむことができ、全室個室ながらも、共用の大浴場や特殊風呂が用意されています。

みのり貝塚の経験



次に訪れた「みのり貝塚」は、介護付き有料老人ホームとして運営されています。44戸、82名が住むこの施設は満室で、地域社会において非常に重要な役割を果たしています。入居者は24時間出入り自由で、食事のスタイルも多様です。

個室が整備されており、住人は自由な食事形態を選択。そのため、生活の質が高まっていることが実感されました。

農業と就労の融合



続いて訪れたのは、「ガマダシモン/マシュウおじさん」という就労継続支援B型施設。ここでは農産物を加工する作業が行われており、その成果物はオレンジコープの施設でも使用されています。また、併設のカフェでは利用者が自ら接客の経験を積むことができる場となっています。

森の小径とイタリアンランチ



昼食交流会は、「森の小径/ハーモニーファーム野のはな」にて開催されました。かつての廃病院を再開発して作られたこの施設では、自然環境の中で無農薬野菜が育てられています。食事はいずれも地元の農作物を使用し、本場イタリアから取り寄せたピザ窯で焼かれるピザが絶品でした。

参加者の声



最後のシェアトークタイムでは、参加者同士が研修を通じての学びを振り返ります。歴史や規模の違いを超え、自分の団体で本当にやりたいことを再考する機会が得られたとの感想が多く寄せられました。制度に合わせた事業ではなく、主体的に行動していくことの重要性が再確認されました。

これらの充実した2日間を振り返り、参加者たちは地域資源の生かし方や、介護の未来像を描くヒントを得ることができました。そして最後に、運営に協力してくださった方々への感謝の意が述べられ、これからの市民協への期待が表現されました。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会
住所
東京都新宿区新宿1-24-7ルネ御苑プラザ513
電話番号
03-6809-1091

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