藤のガーデン
2025-04-15 11:07:21

富士山の大木が彩るレッドヒルの藤のガーデンを訪れよう

レッドヒル ヒーサーの森の藤のガーデン



三重県津市に位置する「レッドヒル ヒーサーの森」では、春の訪れとともに美しい藤の花が咲き始めます。本年の、「藤のガーデン」エリアは4月11日から一般公開されており、特に注目したいのは富士山麓から移植された22本の藤の大木です。これらの大木は、樹齢60~70年のもので、幹周りが2メートルを超えるものもあり、その姿はまさに自然の力を感じさせます。また、黄金色の葉を持つ珍しい長藤もこの場所で見ることができます。

大木と宝石のような花々



「藤のガーデン」には約5000㎡の敷地に80本、13種類の藤が植栽されており、ヤマフジ系とノダフジ系の2つの系統に分類されます。特にヤマフジ系の花は短い花穂を持ち、大きな花が特徴です。「甲比丹藤」や「昭和紅藤」などが見られます。その一方、ノダフジ系は長い花穂を持つものが多く、特に見ごたえがあります。「八重黒竜藤」は豪華に咲き誇るため、来園者に人気を集めています。

藤の美しさはその多様性にあります。早咲きのものは4月中旬から、遅咲きのものはその後に見頃を迎えるため、訪れるタイミングによって様々な発見があるでしょう。特に、藤の開花がピークを迎える4月19日から20日には「ハッピースプリングフェスタ」が開催されます。このフェスタでは、園内ガイドツアーや親子写生大会、さらにコンサートなど、多彩なイベントが行われます。

移植の背景と技術



藤のガーデンにある22本の大木は、富士山麓の肥沃な土地から譲り受けたものです。この移植は、約370kmの距離を移動させる一大プロジェクトでした。赤塚植物園では、2017年から3年をかけて移植を行い、名木を健康に保つための研究を続けています。特に、水の技術「FFCテクノロジー」を活用することで、藤がより元気に育成され、年々花の量も増えています。

春の訪れと楽しみ



これからの季節、藤だけでなく、園内ではシャクナゲも見頃を迎えます。「高嶺の花」として知られる日本の高山植物ですが、ここでは赤・ピンク・白のゴージャスな花弁が楽しめます。ぜひ春の訪れを感じに、藤のガーデンを訪れてみてはいかがでしょうか。

アクセスと基本情報



「レッドヒル ヒーサーの森」へのアクセスは、伊勢自動車道「芸濃IC」から車で約5分、または近鉄津駅からはバスやタクシーが便利です。入園料は大人1200円で、小学生以下は無料ですが、季節によって変動があります。この春特有の花々と共に、自然の中で心豊かになるひとときをお過ごしください。

【イベント情報】


  • - 日時: 4月19日(土)、20日(日)
  • - 場所: レッドヒル ヒーサーの森および朝津味
  • - 内容: ガイドツアー、写生大会、コンサートなど

【公式サイト】
レッドヒル ヒーサーの森



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会社情報

会社名
株式会社赤塚植物園
住所
三重県津市高野尾町1868番地の3
電話番号
059-230-1234

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