新世代アート展示
2025-05-08 16:23:40

東京藝術大学による新世代アート展示会 2025年も期待高まる

東京藝術大学の新世代アート展示会



2025年の初めには、東京藝術大学とJR東日本が手を組んだ「CREATIVE HUB UENO “es”」で、また新たなアートの波がおこります。こちらのギャラリーは、2024年4月に開設される予定で、各科から推薦された才能豊かなアーティストの展示が行われることになっています。

2025年度前半の展示スケジュール



この度、2025年度前半の展示スケジュールが発表され、注目のアーティストの個展が目白押しです。特に注目されるのは、2017年に美術学部絵画科を首席で卒業したアーティスト、久保田荻須智広のインスタレーション作品です。この作品は、彼が卒業制作として発表した『一時的廃棄目録』を再構成したもので、家族の物品や過去の作品を使って、生活環境と制作行為の接点を示す内容となっています。展示は、2025年5月20日から6月15日まで行われます。

次に、6月24日から7月27日には、陶や粘土を使い、他者との関係性を探る作品で名を馳せている平山匠の個展も開催されます。また、8月5日から9月14日には、ナタリー・ツゥーの個展『巣を抱く灰』が実施され、音や熱をテーマにした没入型のインスタレーションが披露される予定です。これは、身体がどのように緊張に反応するのかを探求する内容です。しかも、8月12日から8月18日は夏季休業になりますので、その点も注意が必要です。

最後には、10月26日までリリー・ナイトの個展『Death is Death』が行われ、生と死のサイクルに関する深い考察が織り込まれています。

アーティストたちの活動



久保田は、物品の移動や契約に着目し、アートと経済の関係を批評的に考察する独特なスタイルで知られています。平山は他者との関係性を作品に投影し、コミュニケーションの重要性を強調します。そしてナタリー・ツゥーは、音と身体が交差する点に立ち、音が視覚に変わる瞬間を捉えるアプローチで注目されています。リリー・ナイトは、中国出身で、日本とイギリスでの多様な経験を活かし、ミクスト・メディウムを用いて境界を越える作品を展開しています。

ギャラリー情報



「CREATIVE HUB UENO」は上野駅構内に位置し、アクセスも非常に便利です。ギャラリーの開放時間は、11:00から19:00で、入場は無料ですが、月曜が休館日なので訪問を計画する際は注意が必要です。詳細は公式ウェブサイト(CREATIVE HUB UENO)にて確認できます。

これからの展示が期待される東京藝術大学の若手アーティストたちの作品を、ぜひとも楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。彼らの表現は、次代のアートシーンを占う上で重要な要素となるでしょう。


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会社情報

会社名
東京藝術大学社会連携センター
住所
東京都台東区上野公園12-8
電話番号

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