ウェブトゥーン日本進出
2022-04-21 08:00:01
韓国ウェブトゥーン大手が日本進出、現地法人設立の狙いとは
韓国ウェブトゥーン大手、ContentsLabBlueが日本での本格始動
近年、日本におけるウェブトゥーン(Webtoon)の人気が高まる中、韓国のグローバルウェブトゥーンプロダクション、ContentsLabBlue(代表:コ・ヨント)は日本に現地法人「Contents Lab. Blue Tokyo」を設立しました。この動きは、同社が日本市場における活動を強化し、さらなるビジネス展開を目指す重要な一歩となります。
この新たな法人は、日本での韓国ウェブトゥーンの制作やローカライズに特化し、同国のファンへのサービス提供を進める役割を果たします。ContentsLabBlueは、これまで数多くの人気作を生み出しており、日本では特にロマンスファンタジー作品「接近不可レディー」が大きな話題を呼んでいます。この作品は、昨年9月から「ピッコマ」で連載が始まり、配信開始と同時に人気ランキングのトップを飾りました。
日本市場のターゲットとするクリエイティブなアプローチ
同社は今後、日本の人気アーティストや漫画・アニメーション制作プロダクションとの協業を通じて、より多様なスピンオフコンテンツを企画する方針です。ContentsLabBlueグローバル事業本部のキム・チャニル本部長は、「新たな日本法人設立は、ウェブトゥーン制作の環境やプロセスに革新をもたらす」と語り、業務効率の最大化を図ることでオリジナルコンテンツの企画・制作に注力する姿勢を示しました。
さらに、積極的な海外投資を通じて、日本国内でのコンテンツ発掘や育成にも力を入れ、ウェブトゥーン制作のインフラを強化する計画を発表しました。日本市場における需要の高まりを受け、今後の成長が期待される分野です。
拡大するグローバルな影響力
ContentsLabBlueのコ・ヨント代表は、「日本とタイに法人を設立したことで、海外事業拡張の基盤を確立した」と述べ、この基盤をもとに多くの成果を上げる意欲を表明しました。さらに、グローバル市場での影響力の拡大も念頭に置いており、ウェブトゥーンという新たな文化の創造を目指しています。
現在、ContentsLabBlueは「暴君の保護者は悪役魔女です」や「後宮契約」、「地獄で独り占め」といった作品でも高い評価を受けており、今後も日本市場での展開を通じて、さらなるファン層の拡大が期待されています。その繊細な画風やダイナミックなストーリーテリングは、既に多くの読者を魅了しています。
これらは、国内市場での成功を確保するための重要な要素となり、ContentsLabBlueのグローバルな野心を支える基盤となります。今後の展開にも目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
Contents Lab. Blue
- 住所
- Seoul, Republic of korea9F G-ValleyBizPlaza, 300 Digital-ro, Guro-gu
- 電話番号
-
02-6745-0427