新たな肌ケアを提案するナリス化粧品のクリーム
株式会社ナリス化粧品が新たに開発した「バウンスブースト処方」のクリームが、注目を集めています。クリームに含まれる成分は、潤い効果を実現しつつもべたつきの少ない質感を保つことに成功しました。これにより、様々な肌トラブルに悩む方々が若々しさを手に入れる手助けをしています。
研究の背景
私たちの肌は年齢とともに変化しますが、誰もが自分らしさを保ちながら、美しい肌を維持したいと願っています。特に、ふっくらとした内側からのハリ感は、多くの人にとっての理想像です。この理想を実現するためには、表面的な「しっとり感」だけでなく、内側がうるおった「もっちり感」が必要です。
そのためには、角質層の細胞間脂質と同じ構造を持つラメラ構造が重要であると認識し、開発に着手しました。この構造を持つクリームは、肌にしっかりと浸透し、水分保持機能を向上させることが期待されています。
研究の進展
そしていざ、研究を進めていくと、ラメラ構造を再現したクリーム自体は完成したものの、「もっちり感」の実現には至りませんでした。多様な油剤や水溶性保湿成分を試みましたが、求める質感を出すには至らず、苦しい試行錯誤の日々が続きました。
一般的に水と油は混ざり合わないため、特に難しい課題でしたが、複数の「抱水性油剤」を使用することで、この難題を解決することができました。これにより、高い潤い感を感じるクリームの処方が可能になりました。さらに、オイルのほぼ半分をこれらの抱水性油剤が占めることで、クリーム全体の使用感の改善が図れました。
また、抱水性油剤の性質を考慮し、最適な配合比を見つけ出したことで、べたつくことなく、優れた保湿効果が得られるテクスチャーに仕上げることができました。肌にスッと馴染み、内側から潤いを感じさせる「もっちり感」を実現したのです。
効果の検証
開発したクリームが目的通りの効果を持つことを確認するため、毛穴改善効果のある成分も配合し、4週間の使用後に結果を検証しました。その結果、肌の透明感や明るさが向上しただけでなく、毛穴数が約42%も減少したことが確認されました。これは、研究を通じて得た自信を裏付ける結果でもあり、今後の展望に期待が持てます。
研究者の声
開発の責任者である佐藤桂子氏は、「赤ちゃんの肌のように内側から潤いが満ちている感触を実現したい」という思いからこのプロジェクトをスタートしたと話します。「ラメラ構造を整えることが重要です。保湿力がいくら高くても、構造が乱れていれば効果は得られません。この新しい処方が皆さんの肌にどのような変化をもたらすか、ぜひ体感してほしいです」と、使用者への思いを語りました。
まとめ
株式会社ナリス化粧品が手掛けた「バウンスブースト処方」のクリームは、潤いに満ち、べたつきのない理想的な肌へと導く力を持ち合わせています。これからのスキンケアにぜひ取り入れて、その違いを実感してみてはいかがでしょうか。