イラストを守る！Wickアプリに新機能が追加されました

Wickアプリの新機能紹介

株式会社Wickが運営するまんがアプリ「Wick」は、新たにイラストレーターを保護し支援するSNS機能を2025年7月25日より導入しました。この機能は、イラストが意図せずAIに学習されてしまうことから守るためのものです。これにより、クリエイターたちは安心して活動することができる環境を手に入れました。

AI学習からの保護

Wickの新機能は、イラストレーターの作品を規約および機能の両面から守ります。特に、ノイズフィルタ機能により、作成したイラストにノイズ加工を施すことで、AIによる正確な学習を防ぎます。このフィルタは、強さに応じて調整可能で、公開範囲に合わせて適切な設定にできます。

ユーザーは、このノイズフィルタを何度でも無料で利用でき、今後のアップデートでその精度や柔軟性も向上する予定です。また、フィルタを適用した画像はダウンロードも可能になるとのことです。

権利の保護

また、Wick独自の規約により、作者の許可なしにコンテンツをAI学習に使用することは禁止されています。投稿されたコンテンツの権利は全て投稿者に帰属し、Wickが無断で二次利用することはありません。これにより、イラストレーターは安心して自分の作品をシェアできるのです。

画像無断使用防止機能

更に、Wickでは無断使用を防ぐための機能が充実しています。アプリ内で表示される画像はダウンロードできず、第三者による無断利用を防止します。さらに、スクリーンショット機能も無効化されているため、画面キャプチャを通じた流用も強力に阻止されます。

さらに、Wickに投稿された画像は検索エンジンでのインデックス登録を拒否するため、無意識のうちに不特定の場所で拡散されるリスクも回避できます。