Green Carbon社、SMBC VCと三菱UFJキャピタルから資金調達を実施!カーボンクレジット事業拡大へ
再生可能エネルギーや環境問題への関心の高まりとともに、カーボンクレジット市場が急速に拡大しています。この市場において、注目を集めている企業の一つがGreen Carbon株式会社です。同社は、SMBCベンチャーキャピタル株式会社と三菱UFJキャピタル株式会社から第三者割当増資による資金調達を実施し、今後の事業拡大に向けた弾みをつけました。
Green Carbon社は、2019年12月に設立された、自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする企業です。日本国内だけでなく、東南アジアやオーストラリア、南米などグローバルな展開を目指しており、水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林など、多様なネイチャーベースド・ソリューションを活用したカーボンクレジット創出事業を展開しています。
特に、国内の水田におけるカーボンクレジット創出事業は、2023年度に日本初・最大級となる約6,220tのJ-クレジット認証を取得するなど、大きな成果を上げています。2024年度には、その規模を約40,000ha(約100,000t)に拡大する計画です。
同社の事業を支えるのが、独自のプラットフォーム「Agreen(アグリーン)」です。このプラットフォームは、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減する役割を果たしています。
今回の資金調達において、SMBCベンチャーキャピタルと三菱UFJキャピタルは、Green Carbon社の高い収益性と、代表取締役の大北潤氏による情熱的な経営姿勢に魅力を感じ、投資を決定しました。両社は、Green Carbon社の更なる成長を支援することで、カーボンニュートラルの実現に貢献していく考えを示しています。
大北社長は、今回の資金調達を今後の事業拡大のための重要な一歩と捉えています。東南アジアでのプロジェクト組成や大学研究機関、現地事業会社とのアライアンスなどを積極的に展開し、グローバルな事業展開を加速させていく計画です。
Green Carbon社の事業は、「生命の力で地球を救う」というビジョンに基づいて展開されています。同社の積極的な取り組みは、脱炭素化社会の実現に大きく貢献すると期待されています。今後の動向に注目が集まります。
Green Carbon株式会社は、東京都港区赤坂に本社を置き、ベトナムにも拠点を展開しています。同社のウェブサイトやSNSでは、事業内容や最新の活動状況に関する情報が公開されています。
Green Carbon株式会社の情報
代表者: 代表取締役 大北潤
所在地: 東京都港区赤坂5-2-33 IsaI AKASAKA 607
設立: 2019年12月
事業内容: カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、ESGコンサルティング事業
ウェブサイト: https://green-carbon.co.jp/
SNS: YouTube、note、Facebook、X、LinkedIn、Wantedly