絵本『おもちのおふろ新装版』の登場
2024年11月29日、株式会社Gakkenから待望の絵本『おもちのおふろ新装版』が発売となります。この絵本は、越後製菓の社長、吉原忠彦氏の推薦を受けており、彼自らが「おもちの魅力がたっぷりつまった絵本です!」とコメントしています。おもち好きな彼の一声が、絵本への熱い期待を生んでいます。
物語の内容
本作では、おもちのもーちゃんとちーちゃんが、さまざまなお風呂を楽しむためにおふろ屋さんへ向かいます。しかし、彼らの期待は裏切られ、しょうゆの足湯はおすしで混雑し、きなこの砂風呂にはおだんごたちが転がっています。果たして、のんびり入れるお風呂は見つかるのでしょうか?
絵本の中には、冷え込む日、もーちゃんとちーちゃんが「ぽかぽかのゆ」に到着する場面が描かれており、彼らがリラックスできるお風呂を求める様子がユーモラスに表現されています。富士山を背景に、風呂に入るもーちゃんとちーちゃんの姿は、見ているだけでほっこりします。
不思議な世界観
この絵本は、食べ物の世界に着想を得て描かれており、様々なユニークなお風呂が存在します。しょうゆの足湯やきなこの砂風呂、さらにはトースターのサウナまで、まさにおもちのための楽しいお風呂の数々が登場します。著者の苅田澄子さんは、おもちの気持ちになってこのストーリーを考えたとのことです。
昭和レトロな魅力
舞台となるのは、昭和の雰囲気が漂う懐かしい銭湯。絵を担当した植垣歩子さんは、実際の銭湯「子宝湯」をモデルに細かい部分まで描き込みを行っています。招き猫や福助人形、さらには映画館や洋品店の広告ポスターが描かれ、見る者を懐かしい気持ちにさせます。特に、番台にいるだいこんさんが手にしている新聞の内容には、思わず笑ってしまうような細かい工夫が満載です。サイドストーリーや背景にも多くの発見があり、リピートして読んでも楽しめる一冊です。
人気絵本作家の初タッグ
この新装版では、人気絵本作家の苅田澄子さんと植垣歩子さんが初めてコンビを組みました。苅田さんは、植垣さんの独特な絵のイメージを思い描きながら物語を創作し、植垣さんもその魅力に惹かれたようです。この二人のコラボレーションから生まれた作品のクオリティには、編集者たちも驚きを隠せません。
発売記念キャンペーン
『おもちのおふろ新装版』の発売を記念して、GakkenではSNSを通じたモニタープレゼントキャンペーンを実施します。絵本自体に加え、越後製菓からは「生一番切り餅1kg」もプレゼントされるという豪華な内容です。この機会にぜひ応募してみてください。
絵本の魅力を楽しもう
この『おもちのおふろ新装版』は、子どもから大人まで幅広く楽しめる内容となっています。読み聞かせにもぴったりで、家庭や保育園・幼稚園での利用が期待されています。勇気を持って、おもちとともに楽しいお風呂の世界へ飛び込んでみませんか?
この絵本の詳細は、数量限定での販売が予想されるため、気になる方は早めにチェックしてみてください。また、苅田澄子さんと植垣歩子さんの初めてのタッグによる、さらに続編も期待されていますので、今後の展開にも注目です。