西武信用金庫が提供する新しい香りの空間
近年、さまざまな企業が取り入れる「香りの戦略」。その中でも独自の取り組みを進める西武信用金庫が、生活の木と共同でプロデュースしたオリジナルアロマ「Save Blue ~やさしい時間~」を全支店に導入しました。この香りは、同金庫のコーポレートカラーである「NEW MORNING BLUE」をテーマにしたものです。
新たな香りの導入の背景
西武信用金庫がこの香りを導入するに至った背景には、顧客へのノベルティとしてのアロマの提供を検討していたことがあります。しかし、ただの香りではなく、金融機関として初めてオリジナルの香りを作るという新たな挑戦を受けることになりました。さらに、同金庫では育児制度の充実や女性社員の積極的な登用など、ダイバーシティを重視した職場環境の実現にも力を入れています。こうした環境整備の一環として、「Save Blue」の導入が決まったのです。
「NEW MORNING BLUE」の香りについて
「NEW MORNING BLUE」は、永続性や信頼性、安定性を意味する色であり、この理念を香りで表現しました。生活の木は「やさしさ」「青」「爽やかさ」「清潔感」という特徴を持つアロマブレンドに取り組み、ライムやレモン、リツエアクベバ、パインなどのシトラスとハーブの香りを盛り込みました。この香りは、爽快感とともに不思議な深みを持ち、人々にとって心地よい空間を演出します。
フレッシュな香りが心を解放し、訪れる人々に特別な体験を提供する「Save Blue」は、地域と西武信用金庫の深いつながりを象徴しています。顧客が気持ちよく過ごせるだけでなく、社員の働く環境にも寄与する取り組みとして、多くの期待が寄せられています。
今後の展望
生活の木は、この香りの導入を通じて、季節や各支店の特性に応じた新たな香りの開発を考えています。また、さらなるウェルネスで満たされた社会の実現を目指し、香りのセンサーとして役立てる展望を持っているとのこと。
担当者の声
西武信用金庫の総務部芳川小里奈氏は、「このアロマが職員・顧客双方に心地よい体験を提供し、やさしい空間の創出に寄与している」と述べました。生活の木の深澤寛生氏も「香り作りにおける協力とご意見が、この香りを育んだ」と感謝しています。
西武信用金庫の理念
この取り組みは、単に香りを提供するにとどまらず「人に地域に未来にやさしい」と掲げる西武信用金庫の理念を実践するものです。地域の発展に寄与する信用金庫として、今後もこの香りを通じて、地域に根ざした支援活動を推進していきます。
生活の木の概要
生活の木は1976年の創業以来、「自然」「健康」「楽しさ」をテーマに、自社製品を通じて人々の暮らしに寄与してきました。厳選したハーブや精油などを使用し、ウェルネス&ウェルビーイングなライフスタイルを提案しています。
これからも、信用金庫と生活の木の取り組みは地域の人々に安らぎをもたらし、そのつながりを深めていくことでしょう。