ユニークな建物とその物語が詰まった書籍『建モノがたり』が発売

ユニークな建物とその物語が詰まった『建モノがたり』

私たちの日常には、目を惹く魅力的な建物がたくさんあります。これらの建築物には、それぞれ特有のストーリーや背景が存在します。そんな魅力的な建物を全国各地から集めて紹介する書籍『建モノがたり』が、2024年10月2日に辰巳出版から発売されます。

様々な建物の魅力

掲載されている建物の中には、都会にそびえ立つ独特な形状のビルや、自然と調和したデザインの道の駅、歴史を感じさせるクラシック宿泊施設、人々が集う学びや楽しみの場所、荘厳な佇まいを持つ宗教施設、建築家自らのこだわりが詰め込まれた住宅など、実に多様な施設が含まれています。読者はこうした建物を通して、日本の建築の多様性と創造性を再発見できることでしょう。

例えば、東京の「MIKIMOTO Ginza2」は、窓がたくさんある一方で強固な構造を持つ建築物です。また、滋賀の「ラコリーナ近江八幡」は、自然の要素を取り入れたユニークな丘を形成しています。さらに、鹿児島の「輝北天球館」では、宇宙と地球をつなぐデザインが印象的です。

物語を語る連載

「建モノがたり」の連載では、担当の記者が取材を通じて、建物の背後にある物語や、設計の意義に迫ります。施主や建築家はもちろん、実際にその建物を使用している住民からも話を聞き、その建物がどのように使われているのか、またどのように感じられているのかを取り上げている点も魅力です。このように、一つ一つの建物には豊かな物語が詰まっているのです。