北斎の魂と祭り
2025-04-03 12:33:10

葛飾北斎の魂を舞台に現代舞踊が織りなす祝祭「火と水の結 光」

葛飾北斎の魂を舞台に現代舞踊が織りなす祝祭「火と水の結 光」



2024年の早春、信州小布施の岩松院で北斎が最晩年に描いた『八方にらみの鳳凰図』を題材にした舞台公演「火と水の結 光」が行われます。この作品は、北斎の絵画に込められた魂を、現代舞踊家である那須シズノさんが表現するという新たな試みに挑戦しています。

2つの魂の出会い



北斎は1760年に生まれ、1849年に亡くなった日本を代表する浮世絵師であり、その創作活動は170年を経た今もなお、多くの人々に影響を与えています。この舞台では、彼の作品に現れる「魂のままに生きる」というメッセージを探求します。葛飾北斎と、現代の舞踊家である那須シズノさん、2人の魂の出会いが、舞台でどのように結びついていくのか、観客の期待は高まります。

感動の舞台



舞台「火と水の結 光」は、那須シズノさんが作・演出を手がけ、彼女の思いに共鳴した大鼓の大倉正之助さんをはじめとする演奏家や映像作家、ダンサーたちが参加します。彼らは北斎の作品からインスピレーションを受けた舞を披露し、舞台上で感動的な瞬間を創造します。

作品のモチーフとなる北斎の直筆画には、彼の人生に対する真摯な思いが込められています。特に、『神奈川沖浪裏』や『怒涛図』など、彼が晩年に描いた作品は、彼の人生のエッセンスが凝縮されています。舞台ではこれらの作品を起点に、舞や音楽、映像が重なり合い、観客を新たな感動の世界へと引き込むことでしょう。

人生のメッセージ



このプロジェクトでは、今年の主催者であるVIVA小布施・文屋の井上悟さんが、「魂で生きること」の意味についても考察します。彼は、「私たちは楽しむために生まれてきた」という考えを基に、観客に「本物の自分を生きる」ことの大切さを語ります。この考えは、作品のテーマとも連動しており、観客に深い響きを与えます。

公演プログラム



公演は2部構成で、第一部では井上悟さんによる講演が行われ、北斎の生き様を祝福します。第二部では、那須シズノさんが主演し、彼女の舞を通じて北斎の作品を体現します。

  • - 壱部: 魂で生き抜いた北斎を謳歌する講話:井上 悟
  • - 弐部: 舞「火と水の結 光」 作演出:那須シズノ
- 水乃章『男浪・女浪』いのちの根源水の舞
- 火乃章『龍図』いのちの祝祭龍神の舞
- 光乃章『八方睨みの鳳凰図』無限の愛と感謝の光鳳凰の舞

感動の再現



会場となる滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールでは、舞台と祝賀パーティーが開催され、観客は北斎の作品を通じて得られた感動を仲間とともに分かち合います。

5月10日(土)に行われるこの公演で、現代と北斎、二つの時代が融合し、魂で生きることの喜びを感じることができるでしょう。参加者の皆様には、ぜひこの特異な体験を共有し、心に響くメッセージを共に感じていただきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
合同会社文屋
住所
長野県上高井郡小布施町飯田45
電話番号
026-242-6512

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。