福岡での宅配実験
2025-10-28 15:28:50

スマホ連携による新たな宅配物流の実証実験が福岡で実施されます

新たな宅配システムを目指す実証実験



福岡市で、先進的な街づくりを目的とした「Fukuoka Smart East」の一環として、宅配業務の効率化を図る実証実験が行われます。このプロジェクトは、オプテックス株式会社、エヌ・ティ・ティ・データCCS、Netsdar Robot Solutions株式会社、日本オーチス・エレベータ株式会社の4社による共同体が推進しています。実験の内容は、スマートフォン一つで自宅の自動ドアやエレベーター、さらにはロボットを連携させ、荷物を直接自室まで配送するというものです。

背景と目的



急増するネット通販の影響で、宅配業界は人手不足や再配達の問題に直面しています。この実証実験は、こうした課題を解決し、宅配業務の円滑な運営を実現するための取り組みとして位置づけられています。実際に、これまでの配送スタイルを変えることで、利便性を高めるとともに、待機時間の短縮や安心できる宅配環境を構築することが期待されています。

実施概要



この実証実験は、2024年11月5日(水)と6日(木)の2日間、福岡市東区にあるURアーベイン貝塚駅前32号棟及びURアーベインルネス香椎3号棟で行われます。参加企業には、代表を務めるエヌ・ティ・ティ・データCCSをはじめ、オプテックス、Netsdar Robot Solutions、日本オーチス・エレベータ株式会社があります。

具体的なスケジュールは、5日の実施が午後1時30分から3時、6日も同様の時間に設定されています。取材を希望しているメディア関係者は、10月31日までに事前申し込みを行う必要があります。

各社の役割



このプロジェクトに参加する各社は、それぞれ異なる専門性を持ち寄ります。オプテックスは、センサー技術を駆使して、自動ドアやエレベーターの操作を可能にします。エヌ・ティ・ティ・データCCSは、システムの開発と運用を担当し、全体を統括する役割を担います。Netsdar Robot Solutionsは、ロボットの導入と運用方法についてアドバイスを行い、日本オーチス・エレベータは、エレベーターの安全性や効率性を確保するための技術を提供します。

まとめ



この実証実験は、今後の宅配業務の在り方を大きく変える可能性を秘めています。特には、この新しいシステムが成功した場合、他の地域への展開やさらなる技術革新につながることが期待されます。参加者としてこの取り組みに立ち会うことで、新たな物流の未来を感じることができるでしょう。


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会社情報

会社名
オプテックス株式会社
住所
滋賀県大津市雄琴5-8-12
電話番号
077-579-8000

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