クラウド型CTI「BIZTEL」とAIボイスボット「commubo」の連携強化
近年、企業のコールセンターが直面している人手不足の問題や業務効率化の必要性を背景に、コールセンターシステムを提供する株式会社リンクは、8年連続で国内シェア第1位を誇るクラウド型CTI「BIZTEL」に、新たにAIボイスボット「commubo」との連携機能を追加しました。これは、顧客体験を向上させるための重要な一歩です。
AIボイスボットの導入が進むコールセンター
コールセンターでは、ボイスボットを活用して業務を自動化する動きが急速に広まっています。これにより、通話応対の効率を高め、顧客に与える体験を損なうことなく、オペレーターの負担を軽減することが目的です。リンクは、ソフトフロントジャパンが提供する「commubo」との連携を通じて、ボイスボットと人間の協業を実現し、AIによる自動化の効果を最大限に引き出そうとしています。
新機能で通話体験が向上
新たに提供される機能では、「commubo」での通話がオペレーターに転送される際、その通話内容が自動的にオペレーターのブラウザにポップアップ表示されるようになります。従来、オペレーターはcommuboにログインし、通話履歴から該当内容を確認する必要があり、これが原因でお客さまの要望を即時に理解できない場合がありました。しかし、この新機能を使用すれば、オペレーターはお客さまの用件を即座に把握できるため、スムーズな対応が可能になります。これにより、顧客は用件を繰り返す手間が省かれ、通話の時間も短縮されることで、全体的な顧客体験が大幅に向上します。
売上と新たな可能性への期待
「BIZTEL」と「commubo」の連携強化は、単に業務効率を上げるだけでなく、顧客との良好な関係を築くためのカギとされています。リンクとソフトフロントジャパンは、今後もこのシステムの連携を強化し、より多くの企業にAIと人的リソースの協業を提供していく意向です。これは、長期的には企業の売上向上にも寄与することが期待され、業界全体の自動化に発展していく可能性があります。
commuboとソフトフロントジャパンについて
「commubo」は自然会話に対応するAIボイスボットで、各企業の業務体制に適応する高い柔軟性を持っています。これまで、多くの業界で注文受付や督促業務といった受電業務・架電業務を改善し、業務の生産性向上を図っています。ソフトフロントジャパンは、2016年に設立され、通話やビデオチャットを中心としたリアルタイムコミュニケーションのプラットフォームを開発し続けており、AIや自動化技術を活用した新しいコミュニケーションビジネスを展開中です。
結論
この新しい連携は、コールセンターの業務効率化や顧客体験の向上に大いに寄与すると考えられています。積極的な技術導入が進む中で、企業は顧客の期待に応えられるよう、さらなる進化を遂げることでしょう。今後の展開に期待が高まります。より詳しい情報は、法人向けの各社の公式サイトで確認できます。