ゲーム開発を加速する
2019-04-18 10:33:28
クラウドエースとGame Server Servicesが協業、ゲーム開発を推進する新たなサービスとは
クラウドエースとGame Server Servicesの戦略的協業
クラウドエース株式会社がGame Server Services(GSS)と協業することが発表され、ゲーム業界におけるクラウドネイティブ技術の導入が期待されています。この提携により、両社はGoogle Cloud Platform(GCP)の技術を最大限に活用し、企業の生産性向上と運用業務の最適化を進めることが目的です。
Game Server Servicesの新たな試み
Game Server Servicesは、サーバレスアーキテクチャを用いることで、開発者がゲームサーバーの運用から解放され、より面白いゲーム作りに専念できる環境を提供しています。このサービスは、特にゲーム業界において高い評価を得ています。GSSはすでに国内外の著名な企業と連携を保ち、システムの安定運用を実現しています。
サーバーソリューションGS2の進化
新たに提供されるGS2(Game Server 2)は、GCPへの移行により、AmazonのAWS LambdaからGoogleのCloud Functionsへの移行を果たしました。この切り替えにより、さらに多くのアクセスを安定して処理できる能力を有することが確認されています。特に、秒間10万アクセス以上を処理可能であり、人気ゲーム「SINoALICE」のピーク時のアクセス数を大幅に上回る性能を誇ります。
β版提供開始予定
GS2は今年の夏にβテストを開始することが予定されています。この新サービスは、ゲーム開発者にとっての負担を劇的に軽減し、効率的なゲーム開発環境を提供できることを目指しています。特に、初期投資が不要になるため、リスクの低減を期待できる点も大きな魅力です。
完全従量課金のシステム
GS2の料金体系は、従量課金制であり、APIを一回呼び出すたびにわずか0.02円とすることで、ゲームサーバーの開発や運用に伴う固定コストを大幅に削減します。この仕組みにより、開発者は資源を効率的に活用でき、開発コストの低減が見込まれています。
クラウドエースの支援体制
クラウドエースは、GS2を利用する企業に対して、支払い代行から技術サポート、システム開発まで幅広い支援を行っています。特に、GCP環境の設計と運用において専門的な知識を持つチームが編成されており、ユーザーのビジネスをサポートします。さらに、GCP利用者には3%のディスカウントが提供されているため、高品質なサポートとともにお得にサービスを受けることができる点も見逃せません。
代表者のコメント
両社の代表者は今回の提携について次のように述べています。GSSのCEO、丹羽一智氏は「クラウドエースとのパートナーシップにより、よりよい開発体験が実現できることを期待しています」と述べ、クラウドエースの取締役会長、吉積礼敏氏は「GS2はゲーム業界にGCPの恩恵をもたらす起爆剤となることを期待しています」とコメントしています。
まとめ
クラウドエースとGame Server Servicesの戦略的提携は、ゲーム開発を革新し、業界全体の生産性を向上させるための重要な一歩となります。新たな技術の導入によって、今後さらなる進化を遂げるゲームビジネスに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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Game Server Services株式会社
- 住所
- 愛知県北名古屋市鹿田院田前122オレンジビル1F
- 電話番号
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