Tapylet - Tapyrusブロックチェーン向けウォレット拡張機能
株式会社chaintope(福岡県飯塚市)は、パブリックブロックチェーン「Tapyrus」に対応したChrome向けウォレット拡張機能『Tapylet』を発表しました。これはテストネット専用で、主に開発者や企業のために設計されています。今後は本番環境への対応を進める予定です。
Tapyletの機能と特徴
Tapyletは、デジタル資産の管理やトークンの発行が可能なブラウザウォレット拡張機能です。使い方はEthereumのMetaMaskに似ており、ユーザーは簡単にTapyrusネットワークにアクセスして、資産管理を行うことができます。秘密鍵はユーザーのデバイス上にのみ保存されるため、セキュリティにも配慮されています。
主な機能
- - ネイティブ通貨の管理: 残高の確認や、QRコードを用いた送金が可能です。
- - カラードコイン対応: 再発行可能なトークンやNFTなど、さまざまなトークン形式に対応しています。
- - トークン発行機能: TIP20標準に準拠したトークンを簡単に発行できます。
- - セキュリティ面: ユーザーはリカバリーフレーズを用いてバックアップが可能で、パスワードにより暗号化も行えます。
TIP20標準とToken Registry
TapyletはTIP20(Tapyrus Improvement Proposal 20)という標準に基づいて開発されました。この標準は、トークンに関連するメタデータを記録するための方法を提供します。Token Registryを利用することで、生成したトークンの情報をエコシステム全体で共有でき、透明性が確保されます。
将来の展望
現在はテストネット専用のTapyletですが、いずれはプロダクション環境への接続が可能になるバージョンが開発される予定です。また、「Sign in with Tapyrus」の機能も実装予定で、これによりウォレットの秘密鍵を利用してWebサービスにログインできる新しい仕組みが提供されます。
Tapyletが開く新たなユースケース
1.
トレーサビリティと産地証明: 商品の履歴をトークンとして記録し、消費者がその情報をブラウザで確認できる仕組みを構築できます。
2.
デジタル証明書・クレデンシャル: 卒業証明書や資格証明書をNFTとして発行でき、改ざんのない信頼性の高い電子証明書が実現します。
3.
デジタルアセット管理: 会員権やチケットなどがNFTとして管理され、ユーザーが一元管理できる環境が整います。
4.
アプリケーション開発: 開発者はTapyletを通じてdAppsのプロトタイプやテストを簡単に行えます。
Tapyletの入手方法
Chrome Web Storeから無料でインストールできます。
Chrome Web Store
GitHub(ソースコード)
利用規約
プライバシーポリシー
現在はテストネット専用のため、テスト以外の利用は禁止されています。
終わりに
Tapyrusは2019年に公開されたブロックチェーンプロトコルで、高速なトランザクションを実現しています。最新のTapyrus Core v0.7.1がリリースされた後も、その開発は進んでいます。株式会社chaintopeは、この革新的な技術を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組んでいる企業です。
詳しい情報は、公式ウェブサイトにてご確認ください。
chaintope公式サイト