ミスターメン映画化
2025-12-03 18:06:34

サンリオと映画制作の新たな挑戦『ミスターメン リトルミス』

サンリオが『ミスターメン リトルミス』の映画制作を発表



2025年に公開予定の映画『ミスターメン リトルミス』が、株式会社サンリオ、スタジオカナルおよびヘイデイ・フィルムズの共同制作で始動したことが発表されました。サンリオの英国グループ企業であるミスターメン社が、絵本作家ロジャー・ハーグリーヴスによる人気キャラクターの豊かな世界観を、映画として生まれ変わらせます。このプロジェクトは、広く親しまれているキャラクターを映画への新しい一歩へと導くもので、ファミリー向けのエンターテインメントとして幅広い世代に楽しんでもらえる内容になるでしょう。

絵本から映画へ



『ミスターメン リトルミス』は、1971年よりスタートした絵本シリーズに登場する90以上のキャラクターたちが登場し、それぞれの個性や性格が短編として描かれ、家族や友人の交流をテーマにした普遍的なストーリーが展開されています。どんなキャラクターも、独特のユーモアと温かみを持ち、その多様な魅力を映画でどのように表現するのか、期待が高まります。

サンリオは2011年にこのキャラクターの権利を取得し、以来その魅力を日本へと引き入れています。ライフスタイルブランドとしても展開されており、ファッションなど様々な分野でのコラボレーションが進められています。また、現在はYouTubeでの新作アニメシリーズも配信されており、テレビ向けのシリーズも制作されているので、キャラクターたちの知名度はますます広がっています。

制作陣のコメント



映画化に際し、アダム・ハーグリーヴス氏は「父も大変喜んでいると思います。映画化されるのは素晴らしいことであり、これが『ミスター スモール』の重要な第一歩になればと思っています。」とコメントしています。また、ヘイデイ・フィルムズのプロデューサーであるデヴィッド・ヘイマン氏も、オリジナルなキャラクターたちを大胆に映画化することへの期待を表明しています。

スタジオカナルのCEO、アンナ・マーシュ氏も「ヘイデイ・フィルムズとサンリオとのタッグで、キャラクターを映画館に送り出せることを非常に誇りに思います。」と語っています。これからの制作に対して高い期待と興奮が寄せられていることがわかります。

世界中のファンへ届ける



『ミスターメン リトルミス』は、外国で生まれた独創的なキャラクターであるにもかかわらず、その魅力は国を超え、多言語での出版が進んでいます。英国だけでなく、フランスやアメリカなどの国々でも多くのファンに受け入れられています。日本国内でも既に人気を博しており、今後の映画公開を通じて、さらなるファン層の拡大が期待されます。

サンリオにとって、これはIPプラットフォーマーとしての新しい試みであり、これまでの文化的遺産を受け継ぎつつ、次世代のエンターテイメントとして進化していくことを目指しています。長年にわたって愛されてきたキャラクターたちが、映画を通して新たな価値を提供する機会が訪れたことを多くのファンは楽しみにしていることでしょう。

今後、どのように『ミスターメン リトルミス』の世界が映画という形で展開されていくのか、ますます目が離せません。心温まるストーリーとキャラクターの魅力が、映画館でどう表現されるのか、期待が高まるのは間違いありません。おそらく、私たちのスクリーンで新たな冒険を楽しむ日も近いでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社サンリオ
住所
東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎 ウエストタワー
電話番号

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