横浜市が新しい取り組みを発表
横浜市は、全国で初めて「出生手続トータルパッケージ」を導入することを発表しました。この新しいシステムは、2025年12月1日からスタートし、出生関連の手続きをオンラインで完結できる仕組みです。これは、パマトコという子育て支援アプリの利便性を活かしたもので、いつでもどこからでも「安心して」手続きを行うことができます。従来のように役所に足を運ぶ必要がなく、時間を有効に活用できる点が大きな魅力です。
1. 出生手続トータルパッケージの特徴
このサービスの一環として、まず注目されるのが、東名阪エリアを問わず全国初の取り組みとなる、来庁不要で手続きを行える点です。基盤として使用される「パマトコ」アプリは、ユーザーの登録情報に基づき、必要な手続きを自動的にお知らせします。さらに、出生時に行うべき手続きをまとめた専用ページも用意されています。このページを利用すれば、市民が必要な手続きを漏れなく行うことができます。
利用者は、「ToDo登録」を行うことで、自身の申請状況を簡単に管理できるため、進捗を確認しながら手続を進めることができます。また、すべての手続きがスマートフォンから行えるため、自宅での手続きも可能です。これにより、時間や場所を選ばず、自分のペースで申請を進められます。
2. 利用開始日と手続き一覧
この新サービスの利用開始日は、令和7年12月1日午前0時頃からとなります。具体的には、以下の手続きがオンラインで申請可能となります。
- - 出生届
- - マイナンバーカードの申請(出生届と同時)
- - 小児医療証の交付申請
- - 児童手当の認定請求及び額改定請求
- - 出生連絡票の提出
- - 国民健康保険加入届
- - 出産育児一時金の申請
このように多岐にわたる手続きが一元管理されますが、法令や国の通達により、出生届の提出には一定の条件が設けられています。また、手続きによってはマイナンバーカードの提示など、必要書類が異なる点に注意が必要です。詳細は「パマトコ」のアプリで随時確認できます。
3. 横浜市子育て応援アプリ「パマトコ」について
「パマトコ」は、横浜市公式の子育て支援アプリです。必要な手続きや情報が集約されており、利用者のニーズに応じたサービスを提供しています。最近では登録者数が11万人を超えるなど、多くの市民に親しまれています。2025年度中には、学校の放課後キッズクラブとの入退室管理システムとの連携も予定されており、子育て支援のさらなる充実が期待されます。今後も市民からのフィードバックを元に、柔軟なアップデートが展開されていくことでしょう。
【お問い合わせ先】
詳細については、横浜市こども青少年局企画調整課までご連絡ください。