ハイアールアジアの新戦略
2015-01-14 13:49:42
ハイアールアジア、家電業界に革新をもたらす新製品を発表
ハイアールアジアが打ち出す家電の未来
2015年1月14日、ハイアールアジアは「Haier Asia Innovation Trip! 2015」と題した戦略発表会を開催しました。このイベントでは、白物家電業界に革新をもたらす製品と新たなビジネスモデルの提案が行われました。以下、その主なポイントを詳しく見ていきましょう。
1. 革新的な製品の発表
1.1 ハンディ洗濯機「コトン」
新しく登場する「コトン」は、約200gの軽量設計のハンディ洗濯機です。手軽に持ち運べるサイズ感から、衣類の部分汚れやシミをすぐに洗うことができるため、特に忙しい現代人にはぴったりのアイテムと言えます。デリケートな服や部分的に汚れてしまった大切な衣類を手早くケアできるこの機能は、洗濯の新たな選択肢を提供します。
この製品は、2015年1月14日よりAQUAオンラインストアで先行予約が可能です。詳細についてはハイアールアジアの公式ホームページにて確認できます。
1.2 スーツリフレッシャー
次に紹介されるのは、「スーツリフレッシャー」です。この製品は水を使用せず、オゾンの力を活用してスーツやジャケットの消臭・除菌を実現します。特に食べ物やタバコの匂いが気になるビジネスマンには嬉しいアイテムで、ハンガーにかけておくだけで約6〜8時間後にはスッキリした状態に戻ります。さらに、お好みの香りをプラスすることもでき、ファッションに一層の気配りが求められる場面で活躍しそうです。
2. 家電製品の嗜好品化の提案
ハイアールアジアは、白物家電のデザイン性を高め、単なる機能や価格だけでなく、消費者に愛着を持ってもらえるような「パートナー」としての存在感を重視しています。その一環として、カスタマイズ可能な「冷蔵庫用着せ替えカバー」の提供を計画中です。このカバーは、利用者が好みのデザインに変更できるため、冷蔵庫がインテリアの一部として楽しめるようになります。
3. 新しいビジネスモデルの展開
ハイアールアジアは、製品の販売だけにとどまらず、家電を利用した新たなビジネスモデルの構築にも力を入れています。例えば、特定のオフィスに無償でフリーザーを提供し、そこに設置した食品を販売するモデルを推進中です。これにより、企業は一定の収益を見込むことができます。
また、ネットワーク接続された液晶ディスプレイを使用した「デジタル額縁」サービスも展開。液晶ディスプレイが低価格で提供され、その後のコンテンツ配信によって収益を生む仕組みを目指しています。
4. コラボレーションによる製品展開
ここで紹介された他の製品には、amadana社との協力によるデザイン重視の家電モデル群が含まれます。これらはオシャレと実用性を兼ね備えた製品として展開される予定です。
5. 今後の展望
今後は、液晶ディスプレイを組み込んだ新しい冷蔵庫や独自の洗濯機といった、より進化した製品の開発も計画されています。
ハイアールアジアの新たな挑戦は、家電業界に新風を巻き起こし、多くの家庭のライフスタイルをより豊かにすることでしょう。彼らの提案する製品や考え方が、今後どのように広がっていくのか注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
ハイアールアジア株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2丁目1番1号明治安田生命ビル10階
- 電話番号
-
03-3284-3577